2023-24年度 ＲＩ会長
ゴードン R. マッキナリー

ＲＩ会長メッセージ

ゴードン R. マッキナリー
2023-24年度会長
2023年8月
メルボルンで開催された2023年ロータリー国際大会で、私はすべてのロータリー会員に、あらゆる状況においてメンタルヘルスのニーズに光を当てることをお願いしました。 これには、会員同士が互いに支え合うこと、メンタルヘルスのサービスを提唱すること、治療へのアクセスを拡大するためにこの分野の専門家と橋渡しをすることなどが含まれます。

これは重要な任務であり、大きな課題です。 しかし、それはまた、すべてのロータリー会員にとって身近に感じられることでもあります。なぜなら、ロータリーのすべての活動が、その当初より、人を思いやり、与えること、そして友情と慈愛の精神に基づいているからです。

ロータリーは、相互に結びついた140万人のリーダーからなる素晴らしいグローバルネットワークに成長しました。私たちは、世界でよいことをしようという深い決意を共有するリーダーです。 しかし、ロータリーの力とは、地域社会で実施している活動だけではありません。 私たちはまた、会員が本来の自分らしさを発揮できるよう安全な空間をつくることで、互いに支えあい、力を与えあいます。 また、互いに安らぎといたわりの気持ちを分かちあいます。

こうしたつながりには深い意味があります。 米国のある外科医長が最近、孤独は公衆衛生上の疫病であると明言しました。 ビベック・マーティ博士は、「私たちは、タバコや肥満、薬物乱用など、ほかの重要な公衆衛生問題と同じように、社会的なつながりを築くことを優先しなければならない」と述べています。 このような社会的つながりを築くために、ロータリーが世代を超えて行ってきたことを誇りに思います。また本誌の2023年1月号では「孤独」に焦点が当てられ、ロータリーにできることが取り上げられました。

ロータリーの世界的なコミュニティと、「超我の奉仕」を最優先する基本的価値観により、ロータリーは、メンタルヘルスのための強力な世界的サポーターとなっています。 オハイオ州立大学が最近発表した研究によると、メンタルヘルスへの三つの介入方法のうち、親切な行為を行うことで、人びとが他者とのつながりをより強く感じられるようになることが明らかになりました。 研究の共著者であるデビッド・クレッグ氏は、「親切な行為は、人とのつながりを促進する最善の方法の一つであるようだ」と述べています。

この研究が示唆するのは、ロータリーがよく知られている支援活動は、奉仕する地域社会を変容させるだけでなく、私たち自身をも変容させるということです。 今後メンタルヘルスの取り組みに焦点を置くにあたり、これをロータリーの新たな取り組みと考えるのではなく、より良く活動し、私たち自身と奉仕する人びとにより大きなインパクトを与えることができる機会としてとらえましょう。

私たちは、この活動をゼロから始めるわけではありません。 メンタルヘルスへの取り組みに関するロータリー行動グループは、数年にわたり、この分野の課題に取り組んできました。人びとの認識を向上していくにあたり、このグループのメンバーのリーダーシップにも期待が寄せられます。

メンタルヘルスケアは、ロータリーの重点分野のいくつかにも合致しています。 5月の時点で、メンタルヘルスに焦点を当てた41のグローバル補助金プロジェクトが行われています。 その多くは非常に有望なものであり、今後数カ月に取り上げていく予定です。

心の健康にまつわる偏見をなくし、メンタルヘルスのニーズに対する認識を高め、予防的・介入的メンタルヘルスサービスへのアクセスを向上させるために、力を合わせましょう。

共に、世界に希望を生み出しましょう。

国際ロータリー2540地区2023-24年度ガバナー
淡路　徹

秋田大豪雨被災者へのお見舞
7月7日から降り続いた長雨と7月14日から17日にかけて続いた記録的豪雨に被災された皆々様に心よりお見舞いを申し上げます。
7月14日にスタートしたガバナー公式訪問。7月中に秋田分区４クラブ、大館鹿角分区2クラブ、能代男鹿分区２クラブ訪問するなかで、被災された会員と、会員のご家族が被災された多さに驚き、この場を借り皆様へ謹んでお見舞いを申し上げます。
RI2540地区は7月24日に秋田県社会福祉協議会の被災地ボランティアセンター７ヵ所に百万円の支援金を贈呈しました。
首相が「激甚災害地区指定」を表明したことを受け、８月2日に記録的豪雨で被災された会員とご家族支援のため、地区42クラブからの支援を決定し、8月4日「支援金のお願い」を発しました。
合わせて同日、全国3３地区ガバナー各位へも支援のお願いをいたしました。

RI2540地区は今年度地区スローガン「一人ひとりの奉仕が光を燈し、みんなの明りに」を掲げ、①寄り添い支える ②状況を共有し助け合う ③問題解決を補助する ④直接援助するの4つの奉仕を示しました。
会員自らの職業・各クラブ・地域社会を通じ、具体的行動に移して下さることを切にお願い申し上げます。今こそ奉仕を実践する時です。
一人ひとりの奉仕が光をともし、みんなの明りとなりますよう、その輝きが世界に希望を育む活動となると確信します。
RI2540地区ガバナー　淡路　徹

進藤雅姫さん壮行会及び情報交換会次第

日時： 2022年7月29 日（土） 11: 00~14:00
場所： パーティギャラリーイヤタカ秋田市中通 6-1-13

次第：
10:30 受付開始
11:00 壮行会
淡路徹ガバナー 挨拶
ローテックス松田光矢君派遣報告激励進藤さんの今後の予定について（司会より）派遣生進藤雅姫（みやび）さんあいさつ ガバナーより記念品贈呈

11:30 情報交換会1
青少年交換委員長挨拶本会の主旨の説明
2023-24 年度委員自己紹介出席者の紹介（名簿）

12:00 食事

13:00 情報交換会 2 席替え
各テーブルに実行委員を配置

14:00 閉会

秋田県社会福祉協議会常務理事須田氏より淡路ガバナーへ
8月24日 秋田豪雨災害支援金に対する感謝状贈呈式がブルーメッセあきたにて行われました。