大曲RC 2023-24 ガバナー公式訪問

2023年9月12日

大曲ロータリークラブ ガバナー公式訪問報告書(PDF版)

2023年9月12日

【会長の時間】佐藤純也会長
 暑い日が続き、農作物に影響が及んでいます。米の作柄も心配です。
 日本では漁業や水産加工業も厳しい状況に置かれています。福島第一原発の処理水放出で、処理水に危険性がないことは明らかになっているのに、中国が日本産海産物に対する禁輸措置をとったことによるものです。
 中国が外交カードにしたことが問題で、いずれ禁輸解除の見返りに、何かを要求してくるのは明らかです。それに対し「遺憾の意」を表明することしかできない日本政府の対応は弱腰に見えます。
 逆境に立たされた日本の漁業を立て直すには国内消費の拡大しかありません。すぐにでも大々的なキャンペーンを展開してほしいものです。
 きょうは第2540地区の淡路徹ガバナーをお迎えしました。「いろいろとご指導ください」と初めてご挨拶した際、「共に学び、一緒に頑張りましょう」と言葉をいただきました。飾らず気さくで優しいお人柄です。
 素晴らしい方々とふれあい一緒に活動できることがロータリーの醍醐味。年齢を重ねても伸びしろがあることを教えてくれたのもロータリーでした。一つの目的に向かって思いを共有し一丸となって活動する素晴らしい体験だと思います。
 きょうは淡路ガバナーから、われわれの今後の活動指針となるようなお言葉をいただけるものと期待しております。

【第2540地区 淡路徹ガバナー】
 1989年、昭和飯田川ロータリークラブ(現潟上ロータリークラブ)に入会しました。今年で34年目になります。
 夏の大雨被害で38クラブから支援金が届いています。また全国のガバナーに支援を呼びかけたところ、8地区から支援が届いております。7月24日には県社会福祉協議会に100万円を寄付しました。皆さんのご支援に感謝します。
 1月8~13日にフロリダで国際協議会がありました。本年度のRI会長、ゴードン・マッキナリさんは「世界に希望を生み出そう」というテーマを打ち出しました。
 まずはメッセージを聞いて下さい。
(プロジェクターでスピーチの動画再生)
 国際協議会では毎日午前に1時間半、午後に1時間のスピーチがありました。一貫して「継続」と「変化」、「平和」と「希望」について語られました。
 特に6つの重要項目を述べられました。活動計画書に書かれているのでお読みください。2540地区に関わりのあるものでは「ロータリーアクトクラブと協力し、支え合う新しい方法の模索」が強調されました。また「DEI(多様性・公平さ・インクルージョン)」についても強調していました。
 10回にわたるスピーチではメンタルヘルスが毎回必ず出てきました。ゴードン会長の本年度方針の重要な部分はメンタルヘルスです。私たちロータリアンが心にして、助け合い支え合おうということを強く述べています。
 2540地区は「一人一人の奉仕が光をともし、みんなの明かりに」をテーマに掲げています。一人一人の奉仕活動は小さくとも、全員が立ち上がれば世界を変えられるというメッセージです。2540地区はこのような形で活動を進めたいと考えております。