9月、いよいよ八郎潟で わかさぎ建て網漁、白魚汽船曳き網漁が始まります。うたせ舟は現在、観光資源として残っています。 大正から昭和にかけて、干拓前の八郎湖では、うたせ舟での漁が行われていました。 悠々と水をたたえる八郎湖。 八郎潟を東岸より望む |
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RI会長のメッセージ

2023-24年度 RI会長
ゴードン R. マッキナリー
RI会長メッセージ
ゴードン R. マッキナリー
2023-24年度会長
2023年9月
9月21日は「国際平和デー」です。国連総会はこの日を、24時間の非暴力と停戦を実践することで平和の理念に捧げる日と宣言しました。
しかし、行動人である私たちにとって、戦争を回避するだけでは十分ではありません。世界に希望を生み出すには、積極的に平和を訴えていかなければなりません。
では、どこから始めたらよいのでしょうか?世界では数え切れないほどの武力紛争が発生しており、世界の避難民人口はかつてないほど増加しています。支援の機会は無数にありますが、暴力と苦難の連鎖も終わりがないように見えます。
私からのアドバイスは、大きく考えながら小さく始めることです。パキスタンとインドのロータリー会員がインスピレーションを与えてくれます。
2020年3月、パキスタンとインドからそれぞれ約50名のロータリー会員が、パキスタンにある寺院カータープール・サビブで会合しました。この聖域は、両国で信仰されている宗教であるシク教の創始者、グル・ナーナクを称えています。2カ国間の緊張により、インドからの多くの宗教巡礼者がこの寺院を訪れることができませんでした。しかし、パキスタンは2019年、ビザ不要の回廊を開通させました。
今年初め、国境の反対側にいるロータリー会員が再度ここで再会しましたが、今回の参加者数は約2倍となりました。
平和を築く取り組みには、勇気と大胆さが必要です。これらのロータリー会員が行ったのはまさにこれです。パキスタン政府は、インド人巡礼者をカータープール・サビブ寺院に招くことで、平和に向けて重要な一歩を踏み出しましたが、パキスタンのロータリー会員も、インドからのロータリー会員を友人や家族として歓迎し、次の一歩を踏み出しました。これこそ、積極的平和の実践です。
これらの平和構築者たちはここで満足したわけではありません。今年の集まりでは、クラブの代表者が、お互いの国について学び合うための長期的なコミットメントを示すため、双子クラブの認定証に署名し、さらなる平和構築活動のために協力していく決意を示し、ビデオチャットで合同例会も開きました。
ほかの文化の人たちとコミュニケーションを取り、その文化を学ぶことは非常に大切なことであり、ロータリーを通じれば、こういったつながりを簡単に築くことができます。異文化間の対話を始め、国境を越えた関係を構築する方法の一つは、現在のプログラムを基盤としたバーチャルな国際交換を、今よりもっと行いやすくすることです。
バーチャル交換では、世界の異なる地域の人びとがつながり、自国の伝統、考え方、価値観などを紹介し合うことができます。バーチャル交換によって、世界への扉が開かれます。例えば、バーチャル料理教室、外国語の習得、グローバルなインパクトをもたらす奉仕プロジェクトの立案などを行うことができるでしょう。
これらのオンラインでの交流は、新たなつながりを作り、異なる社会を尊重する機会となります。そこで学んだ知識を取り入れ、人類のために生かしていくことが次のステップです。
これからどうなっていくかが楽しみです。 \
ガバナーメッセージ 8月

国際ロータリー2540地区2023-24年度ガバナー
淡路 徹
【2023-2024年度】国際ロータリー第2540地区 地区大会概要
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