ロータリーレート2022年8月のレート

1ドル
133

RI会長メッセージ 8月

2022-23年度 RI会長
ジェニファー F. ジョーンズ

2022年8月

私たちは皆、違う道を歩んでロータリーの一員となりました。父親がロータリアンだったから入会した人もいます。例会に出席するようにと雇用主に頼まれたために入会した人もいます。米国最高裁判所の判決によって入会が可能になったから入会した人もいます。それでも、全員に共通する入会理由がひとつあります。招待されたから、です。
私たちの想像力を解きはなち、どんなことでも可能であることを教えてくれる招待状。私たち一人ひとりが、この招待状を誰かに贈ることができるのです。
地域社会全体を見渡し、将来のリーダーを見つけるのだと思うと心が畏敬の念にふるえます。そういうとき、自分と似ている人を誘おうと思ってしまいがちなものです。一見まったく違うように思える人びとも私たちの価値観を共有していて、同じ才能を発揮することができるのだと思いいたるのには特別な才覚が必要ですから。
ロータリーは、組織全体の多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)を推進するために、今こそ次の一歩を踏み出すべきです。
皆が自分もロータリーの一員であると感じられるような体験を大切にするというのは、単に会員層を多様化するだけの話ではありません。例会やイベントを腹を割ったオープンな話しあいの場にし、会員たちが自分は求められていると感じられて安心できる場所にしなくてはならないのです。

そのためには、入会の障壁を取り除き、インクルージョンのために扉を開かなくてはなりません。私たちの価値観は今後もロータリーの強みでありつづけます。それに、卓越性が求められるロータリーでは会員の高い基準を維持する必要があります。
全員がロータリー全体でDEIを推進することを心に誓い、尽力していると私は信じています。これはロータリーの最も深い伝統に根ざしており、これから数十年にわたってロータリーが活気にあふれた重要な団体でありつづける未来を保証してくれるものです。
数年前、ロータリー理事会は2023年までに女性会員の割合を30%にするという野心的な目標を設定しました。もうあと1年もありませんが、この目標を達成し、超えることができると私は信じています。
ロータリーはあらゆる大陸、文化、信条から指導者を擁立するべきです。若い世代や若い思想家に、これまで以上に大きな役割と責任を担ってもらうべきです。そして、長年活動してきた会員と同じく、新会員の声にも熱心に耳を傾け、敬意を払うべきです。
ヒューストン国際大会では、宇宙飛行士から宇宙探査の話を聞きました。1960年代にアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが「実現が容易だからではなく、困難なことだからこそ、月にも行くし他のことにも挑むのだ」と宣言し、夢を見ようと世界に呼びかけたことに思いを馳せました。
ロータリーがDEIに全面的にコミットし、野心的な会員目標を達成することは、月面着陸ほどあり得ないことだと思われるかもしれません。しかし、行動人が大きな目標に取り組むとき、全力で目標を実行することを私は知っているのです。

ガバナーメッセージ 8月

国際ロータリー第2540地区
2022-23年度 ガバナー

高崎 恒夫

“みんなで行こう この道を”

“門より入るは宝にあらず”

お暑うございます。夏祭りの季節といいながらも、すでに老境の身には養生専一、炎天下に出かける気にはなかなかなりません。
さて 冷房の効いた我が家に寝転がると、太平工業の中尾善一氏が揮毫し亡父が寄贈された扁額が目に入ります。中尾氏は若かった私に対しトインビーやマルクスについての見解をもとめてきた学者風の経営者でした。
「門より入るは宝にあらず」と読むものだそうで、長年私の妻には「外からくるものより家の中にいる妻や子が宝であるから大事にしなさい」という意味ですと 解説してきました。妻はこれを真に受けて大いに気に入り2年前の引っ越しのときに穂庵や栗山は売ったのに、これだけは額装しなおして持ってきて一番目に付くところに掲げております。
さて 妻には申し訳ないのですが、この文句はこの解釈ではないのです。
もとは 禅語で 門は外界からの入り口=感覚器官をあらわしており見たり聞いたりしたこと=外部情報をそのまま重要視すべきでない、自分の頭で考え、熟成させて身についたものとすることが大事であるとの解釈を見たことがあります。
他にも自分の本来持っている性質や特徴を大事にして、他人と比べて良いの悪いのと考えてはならない。という解釈もあります。

いずれにせよ本当の宝は自分の心の中にある。学んで得た知識や技能は本当の宝ではないということです。今日情報社会だとのことでみんなスマホに頼って暮らすようになってきましたが、それは入口から入っただけなので、そのまま使わずよく考えましょう。
私もわかったようなことを人にいう立場ではありますが、よく考え自分の言葉にしてからでないと自他ともに納得しないだろうと思い、自戒しているところです。
皆様も国際ロータリーがこう言っているから、ガバナーがああ言っているからということではなく、真意をよく考え理解して行動に移してくださるよう願っています
(会員増強の真意は会費集めにあるなどと考えておられる方はもう1回り考えてください)
なお 妻に講釈したニセ解釈ですが、私はこの解釈も気に入っていて、日々実践しております。ロータリーはアメリカ生まれだけあって、何事も夫婦単位で動くのが多く、妻の協力が欠かせません。ガバナーは対外的に夫婦仲がよさそうに見せる技術も求められるのでこれまで以上に仲良さそうに暮らしています。禅的解釈、俗解釈を両立させて老夫婦の平和確立をめざしていきます。

委員会活動紹介

長期派遣候補生第5回オリエンテーションならびに壮行会報告 青少年奉仕交換プログラム委員会 委員長 加賀美奈

開催日時 2022年7月24日 会場 グランドパレス川端

2022年7月24日(日) 13時30分から大仙市大曲のグランドパレス川端に於いて、長期派遣生第5回オリエンテーションならびに壮行会を開催しました。
長期派遣生の県立大館国際情報学院高等学校3年青山桐生さん、県立湯沢高等学校2年松田光矢さんと両名の保護者、推薦ロータリークラブの大館、湯沢各クラブから会長、幹事、役員、カウンセラー、そしてホストファミリーの皆様、本事業で大変お世話になっている第2520地区青少年交換委員長の佐藤剛様をお迎えし、地区からは、高崎恒夫ガバナー、宮原保夫直前ガバナー、前年度・今年度地区幹事、そして委員会から8名が出席しました。

始めに13時30分から別室にて長期派遣生の英語研修を行ない、14時から第5回オリエンテーションを推薦クラブ、ホストファミリーに対して開催し、派遣前後の対応や交換留学生受入れ対応について説明しました。また、同時刻から保護者には別室で旅行代理店の㈱JTBより出国、帰国の手配についての説明を行ないました。
その後、全員が揃ったところで14時30分から壮行会を行ないました。始めに高崎ガバナーから、続いて宮原直前ガバナーから、出発予定日の8月22日に向けて準備と学びをし、ロータリー親善大使として充実した研鑽を積んでほしいとの激励と、交換留学生の受入れに万全を期してほしい旨の挨拶がありました。
続いて、第2520地区の佐藤様から米国ミネソタ州での生活をより良くするためのアドバイスをいただきました。

RI第2520地区世少年交換委員長
佐藤 剛様

JTB説明会

委員会活動紹介

その後、派遣に際しての記念品が贈呈され、長期派遣生からは英語と日本語で出発を目前にした抱負を述べてもらいました。
最後に今後の日程について説明して閉会しました。
米国の交換留学生2名が8月15日に来秋し、約1年間を大館と湯沢での生活をスタートします。ホストクラブとホストファミリーが協力し合って受入れを成功させ、2名の学生が最後まで楽しく過ごせるように委員会としてもバックアップする所存です。
長期派遣生には、出発する8月22日まで新型コロナ感染に十分気をつけて、元気に旅立つことを祈っています。

左から青山桐生康生さん親子、高崎ガバナー、宮原直前ガバナー松田光矢さん親子

クラブ事業紹介

ネパールの奨学生へ190個のランドセルを寄付
2021‐22年度事業 秋田西ロータリークラブ

当初はネパール復興の遅れを耳にし、生活に密着し住民が最も必要としている水の施設をと考えグローバル補助金での企画も考えましたが実行するには現地のロータリークラブとの連携が必須であり、当クラブの規模ではなかなか難しい事がわかりました。
そこで、クラブ単独で行える事業を模索する中、発展途上の国の学生達は学ぶ機会は与えられているのに貧困により学用品を持ち運びする物を持っていない学生が大勢いる事を知る機会に恵まれました。日本のランドセルは頑丈に出来ています。6年間使った物でもまだ充分に使用可能な状態であり、一方で思い入れのある物なので簡単に捨てる事もできず保管している方も多勢いらしゃいます。プロジェクトスタートにあたり寄付の呼びかけは教育委員会を通じての学校への通達、秋田市広報魁新報社の広報誌マリマリ、読売新聞への掲載により400個のランドセル、通学バック。リュックサック、手提げカバン等が集まりました。

秋田発送日 2022年6月22日
ネパール着 2022年6月30日
寄贈日   2022年7月6日
画像は協力団体の秋ネパ友好協会様がカトマンズに着いてから荷受けをし、寄贈を行ってくださった際の様子です。男女問わず赤色のランドセルが人気だったようです。
(※残りのランドセルも今後届ける予定)

ガバナー公式訪問レポート

<h3>西馬音内・湯沢南・稲川  7月25日(月) 会場 湯沢ロイヤルホテル<br> <small>報告 湯沢南RC 幹事 武石賢太郎</small></h3>
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2022-2023年度、第一回ガバナー公式訪問は、昨年度宮原保夫ガバナーを輩出したご縁から、湯沢南ロータリークラブをご指名いただき、3クラブ合同でお迎えさせていただきました。<br>
当日はガバナー高崎恒夫様、南区ガバナー補佐和賀豪様、地区幹事の畠山敏美様に面談をしていただきました。クラブ活動計画については各クラブ会長が補足説明し、それに対するガバナーの貴重な助言をいただき有難うございました。<br>
面談終了後3クラブ合同例会に移り、講話ではジェニファー・ジョーンズRI会長の考え方や地区方針の進め方について丁寧にお話しして下さいました。例会終了後の「ガバナー歓迎晩餐会」では出席した会員、皆さんと歓談、情報交換等で熱く楽しい一夜となりました。<br>
地区大会での再会を約束して宮原直前ガバナーの手締めで閉会いたしました。<br>
例会終了後の「ガバナー歓迎晩餐会」では出席した会員、皆さんと歓談、情報交換等で熱く楽しい一夜となりました。地区大会での再会を約束して宮原直前ガバナーの手締めで閉会いたしました。
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新会員紹介

大館北RC 伊佐泰彦

2022年7月7日入会
職業分類 電話事業
勤務先名 東日本電信電話 株式会社
役職   秋田営業所支店長

大館北RC 長谷川竜彦 

2022年7月7日入会
職業分類 化粧品配布
勤務先名 有限会社 はせがわ
役職   代表取締役社長

大館北RC 櫻庭 登

2022年7月7日入会
職業分類 スーパーマーケット
勤務先名 株式会社 伊徳
役職   監査役

米山功労者 ロータリー財団PHF・MPHF紹介

山本RC 田村喜代宣 

ロータリー財団 MPHF1回目
 
2000年2月入会
2009-10年度会長
2016-17年度会長 

山本RC 児玉高久 

ロータリー財団 MPHF1回目
 
2015年4月入会
2020-21年度会長
2021-232年度地区青少年交換プログラム委員
ロータリー財団 PHF

★第5回米山功労クラブ感謝状 山本RC  

ガバナー月信2022年8月号(PDF版)

ガバナー月信2022年8月号(PDF版)

第2540地区 2022年6月の会員数および出席率

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