ロータリーレート2022年3月のレート

1ドル
116

RI会長のメッセージ

 この2年間で、私たちは数多くの難題を解決し、多くの人々の人生に変化を与えてきました。今年度、皆さんが「Each One, Bring One(みんなが一人を入会させよう)」イニシアチブを通してロータリーの成長に全力を尽くしてくださっていることを、私は心からうれしく思っております。おかげで会員数は大きく伸びました。この勢いを維持していきましょう。
 2020年3月11日に世界保健機関が新型コロナウイルスのパンデミックを宣言してから2年がたちます。疾病予防と治療というロータリーの専門知識を活用し、パンデミックに苦しむ人々の支援を今後も続けていくことが肝要です。新型コロナは私たちの想定を超え続けていますが、恐れをなして立ち止まってはなりません。ロータリーの活動は大変重要なのです。また私たち自身の時間を持つことも大事です。ヒューストンで開催される2022年ロータリー国際大会にぜひご参加ください。
 ロータリーは、リソースを活用して恵まれない人々を支援し、これからも希望と平和をもたらし続けます。新型コロナで特に大きな影響を受けているのは、女児です。パンデミック宣言から1年となる日に、ユニセフ(国連児童基金)事務局長のヘンリエッタ・フォアさんは「女児とその家族の被害軽減は喫緊の課題」だと語っています。しかし、それから1年たってもこの問題は依然として解決されていません。パンデミックは学業不振、雇用率の低下、それに児童婚や人身売買の増加など、女児たちに悪影響を及ぼし続けています。
 ユニセフのデータは、対策の必要性を如実に物語っています。2010年代には児童婚の撲滅に向けて大きな進捗が見られ、全世界で2,500万件の児童婚が回避されたと推定されています。残念ながら新型コロナによりせっかくの成果もむなしく事態は後退し、児童婚のリスクがある女児の数が1,000万人も増えてしまうという結果になってしまいました。
 だからこそ、女児のエンパワメントは非常に重要な活動なのです。うれしいことにジェニファー・ジョーンズ会長エレクトがこのイニシアチブを継続することを明言しました。世界中で、数多くのクラブが女児のエンパワメントの目標達成を支える素晴らしいプロジェクトを実施しているのを見聞きしています。しかし、本当の変化には何年にもわたる尽力が必要であることは、ロータリーの会員なら誰でも知っているところです。そこで、ロータリーの重点分野に沿った行動とグローバル補助金が重要な意味を持ってくるのです。
 女児のエンパワメントに関する補助金プロジェクトを計画する際には、ぜひ画期的な取り組みを検討してください。女児の教育、医療、経済的機会を向上させるために手を打てば、女児が持てる力を発揮する際の大きな後押しをすることになります。機会があれば希望が生まれ、希望が生まれれば世界中の紛争の根本原因に対処でき、持続可能な平和の土台が築けます。
 新型コロナの流行があと何年続くかは誰にも分かりません。今後直面する困難については、ポリオ根絶に向けて何十年も根気強く活動してきた団体として、他の誰よりもよく理解しています。だからこそ、先を見据えて、何が可能かということ、つまり、かつての生活様式を懐かしむだけではなく、このパンデミックを「みんなの人生を豊かにするために奉仕する」チャンスとして生かす未来を、心待ちにするべきなのです。この素晴らしい活動を皆さんと今後も続けられることを光栄に思います。

ガバナーメッセージ

 早いもので、2022年も明けて間もなく3月を迎えようとしていますが、例年ですと各地区のロータリークラブにとって1月は、新年を祝う各種行事が多数あり、2月も各地区の小正月行事などで活動、交流の場が多く、会員増に繋がる多くの機会があったことと思います。
 然し、期待は大きく裏切られ、昨年に引き続き、というより昨年より遥かに多い、然も、変異株で感染力の強い「オミクロン株」の猛威が第六波を形成、例年の各種行事や小正月行事に大きく影響、県内の社会生活を混乱させ、経済活動にも大きなダメージを与え続けております。
 2月4日、2540地区内のクラブの今の状況について調査をお願いしました。
 1.例会の開催については、・今まで通りは5クラブ、・月1~2回は4クラブ、・2月一杯休会14クラブ、・3月以降再開予定、11クラブ、・セレモニーのみ弁当持ち帰り2クラブ、保健所の指導1クラブ、その他として、・ステージ2で再開、ステージ3で中止、・昼食を自粛、収録してオンライン例会、・会社規定で会員の休会扱い、・現状況から3月休会へ、と多岐に亘る対応をされております。
 平常のクラブ例会活動から、大きくかけ離れた様子を知る事ができました。

 秋田県の感染警戒レベルは、令和3年10月27日のレベル「2」を発して以来の引き上げを、能代市・藤里町・三種町・八峰町に令和4年1月19日、レベル「3」を発せられました。然し、令和4年1月24日、全国的に感染拡大の勢いが非常に増してきている中、秋田県でも、若い世代を中心に新規感染者が急増し、今日の公表分は、これまでの最多を大きく更新する153人の感染を確認したとの報告がある。現時点では感染者のほとんどが無症状や継承となっているが、今後感染者の更なる増加が病床や宿泊療養施設に影響してくる可能性がある。このため、県の感染警戒レベルを、全県域で「3」に引き上げることになりました。尚、県外との往来については、「感染状況を踏まえ、慎重な判断を求める」となっています。

 コロナウイルス感染対策の有効打と言われたワクチン、その接種率の向上と共にコロナウイルス感染が下火になり、年度目標の反転攻勢へと思った年度後半でしたが、厳しい状況が続きます。それでも、地区数値目標への挑戦はあきらめないでください。特に会員数1,200名への挑戦は真剣です。(最悪でも1,100名以上の確保は必至です。)
 7月1日、1,116名からスタートして6か月後の12月末は1,126名です。毎月数字が行ったり来たりですが、このコロナ禍にあって頑張っていると思います。
 どうぞよろしくお願い致します。

新会員紹介

秋田東RC 鮫島茂
職業分類:ホテル
勤務先:ANAクラウンプラザホテル秋田
役職:副総支配人
紹介者:七山慎一

米山功労者 R財団 PHF・MPHF紹介

R財団 MPHF
大内 睦子

2014年2月 秋田RC入会
2021-2022年度 秋田RC会長
ポールハリスフェロー

R財団 MPHF
伊藤 壽々雄

1979年7月 入会
2002年~2003年度 クラブ幹事
2003年~04年 クラブ会長
2008年~09年 地区ガバナー
2011年~2016年 公益財団法人ロータリー米山奨学会理事
2017年~2019年 規定審議会代表議員
2021年~2022年 地区副ガバナー
MPHF:7回 / 米山功労者:第7回

物故会員

大曲RC 荒井嗣
2022年2月2日逝去
享年89歳
1971年 大曲ロータリークラブ入会
1977-1978年度 大曲ロータリークラブ幹事
1989-1990年度 大曲ロータリークラブ会長
ポールハリスフェロー、米山功労者

ガバナー月信2022年3月号(PDF版)

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2021-22年度 1月の会員数・出席率

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