工藤 智教ガバナー メッセージ vol.3
会員増強とロータリー
あなたのクラブは元気ですか? 元気がありませんか? 元気があってもなくても、その様相はクラブの外へ出て行きます。外からクラブを評価したとき、入会して行動したいクラブなのか、そうでないクラブなのか、あなたならどちらを選びますか。大事な点は、会員の数と、元気のあるなしに、比例関係はないという点とです。
公式訪問で質問しました。「ロータリーに入ってよかったと思うことなんですか」と。どのお話もロータリーから学んだ素晴らしい人生観でした。
その一つに、「会員に上下がない、皆平等、普通ならば直接会話できそうもない人とも対等に会話ができる、時には教えを受けることもある。交友範囲が広がった。結果的には自分も会社も向上したように感じる。他の団体には無い特徴だと思う」がありました。
この話を裏づけるのが、Guy Gundaker著「A Talking Knowledge of Rotary」を訳した鈴木一作研修リーダーのことば「ロータリーは、自分自身を、事業を、職種、業界を、そして社会全体を向上させるために、ロータリークラブで素晴らしいロータリアンを育てる運動である」です。前出のお話「ロータリーに入ってよかった」に通じます。
ロータリーは人を育てる学校だと先輩ロータリアンから教えを受けました。そこでサービス、奉仕、高潔性、多様性、リーダーシップは学校の教材と考えたらいかがでしょうか。もちろん時には親睦という教材も必要でしょう。ロータリークラブに教材が揃っていて、機能し活用しているクラブの会員は学ぶチャンスに恵まれます。クラブはロータリー力をたくさん蓄えますから、貯えた力は、「元気」となって外に向けて発信していきます。発信を受信した人は、発信元のロータリークラブに関心を持ってくれると思います。
クラブは会員意識向上のプログラムを用意したいものです。地区はロータリーリーダー研究会を開く準備を進めていますから、開会の折はご参加下さい。会員基盤の拡大に刺激を与えると期待したいです。
会員増強委員会は、単独で活動するだけではなく、他の委員会と協力してクラブ活性化ワークショップを行うのも効果があります。例えば広報委員会や職業奉仕委員会、社会奉仕委員会です。協力によりクラブ内に活性が生まれます。会報作成部数を増やして、広く配布するのもお考えください。奉仕活動で街頭に立つときは、会員募集の看板を立てる。ロータリー質問受付担当も決める。子供の質問に答えるのは難しいと思いますから、事前準備が必要です。
もし、元気がないと感じるクラブがありましたら、そのクラブへ皆でメイクして、力付けしてあげたいものです。この行動は「ロータリーの友情」の一形態に入ると思います。協力しあって、元気なクラブを作りましょう。
3~5年後には地区全体が、今とは一味違うよい形になっていたいものです。会員拡大増強委員が主に「クラブの力向上」を担当し、長期基盤確立委員会は「新クラブ創立を目標におき、地区の力向上」を担当してまいります。
RI会長のメッセージ
2020-2021年度 RI会長 ホルガー・クナーク
2020年9月
ロータリーに青少年プログラムは数多くありますが、今月取りあげるロータリー青少年交換こそ、私がロータリー活動に深く傾倒するきっかけとなったプログラムです。ロータリーに入会後ほどなくして、妻のスザンヌと私は交換学生のホストファミリー役を務めるようになりました。この経験に背中を押されて、私はただのロータリークラブ会員から真のロータリアンになっていったのです。今や、ロータリー青少年交換はうちの家族の大切な伝統になりました。この24年間で受けいれてきた学生の数は43名にのぼります。
このプログラムに熱心なあまり、私たちは当初からホストファミリーを務めるだけでなく学生のサマーキャンプ運営にもかかわってきました。ある年、サマーキャンプでクリスティーン・リヒティンと出会いました。ドイツ人の高校生で、父親は私が所属するロータリークラブの元会長でした。変化を受容するこの年度にふさわしい新しい試みとして、通常はロータリー会長が担当するこのコーナーを今回はクリスティーンに譲ります。どういうストーリーを共有してくれるでしょうか。
ローターアクトと出会ったのは約13年前、サマーキャンプのバーベキューでスザンヌさんとホルガーさんと一緒になったときのことです。そのとき、ホルガーさんは私と向き合うとこう言ったんです。「ローターアクトクラブを訪問してみてはどうだい?みんなで楽しみながら変化を起こしている、素晴らしい若者たちと出会えるよ」
数年後、トリーア大学在学中にふとこの言葉を思い出し、ローターアクトクラブに行ってみようと思い立ちました。もう8年以上前になりますが、今も活動を続けています。ローターアクトクラブにいったん入会すると、辞める気なんて起こりません。トリーア大学のクラブから、イタリアに留学したときにはボローニャのクラブと、どこに行ってもローターアクトクラブは私とともにありました。キールの大学院で修士過程にいるときにはそこのローターアクトクラブにかかわり、社会人になったときにはハンブルク・アルスタータル・ローターアクトクラブに入会しました。どのクラブにも独自のアイデンティティとテーマがありますが、しかし志しているものは同じです。
今ではローターアクトクラブでシニアの相談役についていて、とても充実しています。以前とは別のことに関心を持つようになっていっても、いつもローターアクトが心の中にあり、私の価値観を形作っています。ある日、私の成長を感じとったかのように、スザンヌさんが私のもとを訪れて、あるロータリークラブを紹介してくれました。ハンブルクと故郷メルンの間にある、新しい現代的なロータリークラブです。スザンヌさんが創立にかかわったハンブルク・コネクトロータリーEクラブは会合をオンラインで行いますが、いつもとてもリラックスしていて親しみやすい雰囲気です。さまざまな年齢層の会員がいて、すべてがぴたりとはまっている感じで、入ってみようと思いました。何と言っても時間は大切ですし、できる限りいつでも楽しいことをしていたい。そうすればあとは自然とうまくいきます。
そういうわけで、私は今やローターアクトクラブ会員でもあり、ロータリアンでもあります。個人的な目標として、このふたつの世界に橋をかけたいと思っています。ロータリーファミリーの一員になった理由は、誰でも似通ったものなのですから。
クリスティーンにロータリークラブ入会を決意してもらうにはちょっと説得する必要があったのですが、その甲斐があったというものです。青少年プログラム参加者やローターアクターにロータリーファミリーの一員でありつづけてもらえるように、こうして彼らに働きかけることは私たちの義務です。彼女のストーリーに感銘を受けたでしょうか。一人でも多くのクリスティーンのような若者が、私たちのため、そして私たちが奉仕する人びとのためにロータリーが開く機会の扉をくぐれるようにするのは、私たち一人ひとりの行動にかかっています。
ガバナー公式訪問レポート #3 二ツ井RC 7/27
7月27日(月)きみまち阪壱ノ座にて、工藤智教ガバナー、岡正英ガバナー補佐
大館南RC野口和哉地区副幹事、花岡要介氏をお迎えして公式訪問が行われました。
10:45~会長・幹事面談 ガバナー・ガバナー補佐・大館南RC2名で行われ
「クラブ活動計画書」を参考に進行し、かつ道北所に記載の無い部分にはガバナーより
ご指導・助言をいただきました。
少数クラブで会員増強を目指す中でロータリーや二ツ井クラブを理解して貰う
方法をクラブの特色を活かして行ってみてはどうか等の助言を頂き有難うございました。
12:00からの例会ではRIクナーク会長のメッセージを視聴し、30分程の講話を頂きました。ロータリーの友情についての質問、それに対してのガバナーの解釈はとても心に響きました。
講話後、野口地区副幹事の地区大会の熱いPR・要項の説明、花岡要介氏の応援演説にて閉会致しました。
訪問有難うございました。地区大会が無事開催されることを願っております
ガバナー公式訪問レポート #4 秋田RC 7/29
秋田ロータリークラブ ガバナー公式訪問
幹事 伊原勝幸
7月29日(水)工藤智教ガバナー、岡本啓一ガバナー補佐をお迎えし、ガバナー公式訪問例会を開催いたしました。
事前の会長幹事面談では、当クラブの報告書・計画書について、事前に目を通していただいた内容についての感想をいただきました。冒頭には、ホルガー・クナーク国際ロータリー会長からの重要メッセージをお伝えいただき、新しい革新的なクラブを作ることの取り組み、「戦略会議」の実施、会員増強~新会員の期待に応えるクラブであることの重要性、ポリオ根絶活動の支援継続等について理解を深めました。
また、当クラブ事業のザンビアプロジェクトについて、はじめる経緯についてのご質問があり、佐藤裕之直前会長よりご説明させていただいたところ、お褒めのお言葉を頂戴いたしました。
例会においては、RIテーマ、地区方針、工藤智教ガバナーの思いをお話しいただくとともに当クラブへの地区に留まらない活躍を期待するお言葉をいただきました。工藤智教ガバナーよりいただいたお言葉を心に留め、1年間活動して参りたいと存じます。
ガバナー公式訪問レポート #5 象潟・仁賀保RC 7/30
日時 2020年7月30日 18時より
会場 ホテルエクセルキクスイ
仁賀保RC
会長 菊地 衛
幹事 菊地 孝一
象潟RC
会長 熊谷 中
幹事 今野 真保
今年度のガバナー公式訪問は、仁賀保RCと合同で仁賀保RC例会場であるホテルエクセルキクスイに於いて、工藤智教ガバナー 本間諭ガバナー補佐 野口和哉地区副幹事 桑山教善ロータリーの友委員長をお迎えして行われました。
先に行われた面談では、長年継続して行っております国道清掃やロータリーの森の維持管理については評価して頂き、また今年度、地区補助金で計画しているトライアスロン用バイクによる青少年育成プロジェクトについても興味を持って頂きました。
また当クラブ最大の懸案である会員増強についても、クラブの5年後を想定して会員候補者には、自分自身の入会の動機を話してみるよう御助言を頂き、自らの初心とクラブの今後を省みる機会と成りました。
例会では、H.クナークRI会長の「ロータリーは機会の扉を開く」との日本向けメッセージを拝聴した後、ガバナーより扉を開くのは、ロータリーではなくロータリーアンであり個々のロータリアン一人一人の活動が「縁」となり機会の扉を開くのであるとご講和頂きました。
次の日が、本荘RCの公式訪問との事で時節も弁えず、夜例会と致しましたが、快く歓迎会にも参加して頂き、旬の岩牡蠣で滋養を付けつつ楽しい時間を過ごさせていただきました。
コロナ禍の中、難しい地区運営に苦慮なさっているかと存じますが、ガバナーには、研究者としての分析と宗教者としての識見を併せ持つ指導者として我々を導いて頂き、我々象潟RC一同も共に機会の扉を開くべく努力していきたいと思います。
象潟RC会長 熊谷 中
ガバナー公式訪問レポート #6 本荘RC 7/31
日時:2020年7月31日(金) 11:00~
会場:小園旅館
会長:齋藤 浩太郎
幹事:須田 幸喜
例年よりも早い7月末、ガバナー工藤智教様、中区ガバナー補佐 本間諭様に面談をしていただきました。地区副幹事野口和哉様、地区ロータリーの友委員会 委員長桑山教善様にもご同席いただいております。
工藤ガバナーからは、当クラブの運営状況・年間計画についてお尋ねがある一方、当クラブの抱える課題へのアドバイスや、アイデア、情報等を数多くいただきました。
その後、例会にて講話いただきました。ボルガー・クナーク国際ロータリー会長のお話から始まり、地区方針、就中、スローガンである『私のロータリーを語ろう』について、ガバナーの熱い思いを拝聴いたしました。また、刻々と変化する昨今の情勢に基づき、地区としても様々な取り組みをしていることは大変参考になりました。
本年度、当クラブは創立60周年を迎えます。50周年の記念式典を東日本大震災のために断念した当クラブにとって20年ぶりの大きな式典となりますが、この機会に会員の結束を高め、会員増強を通じて、地域に奉仕する団体として、次の十年の礎とすべく努力してまいります。
本荘ロータリークラブ 幹事 須田 幸喜
ガバナー公式訪問レポート #7 本荘東・本荘南RC 8/3
本荘東RC会長 山田 進
本荘東RC幹事 庄司 忠弘
8月3日のガバナー公式訪問は、本荘南RCとの合同例会でした。
まず、会長・幹事面談は、今の我がクラブの会員の増強そして退会防止のためのプログラム、また当クラブの地域ボランティア活動の拡充と台湾宜蘭RCとの共同事業をご説明しました。
例会では、工藤智教ガバナーや斎藤全平地区会員拡大委員長、桑山教善地区ロータリーの友委員長に講話して頂きました。特に会員増強に関しては、コロナ禍における厳しさもありますが、今年度中に会員全員で1人でも多くの会員を増やしていきたいと思っております。
工藤ガバナーはじめ斎藤地区会員拡大委員長、桑山ロータリーの友委員長には心より感謝申し上げます。
ガバナー公式訪問レポート #8 能代白神RC 8/6
ガバナー公式訪問例会報告書
能代白神ロータリークラブ
会長 岩野 啓子
令和2年8月6日(木)
シャトー赤坂
工藤ガバナー、岡ガバナー補佐、明石地区幹事ご来訪のもと、11時15分から12時まで面談が行われました。
わがクラブからは会長、幹事、直前会長、前幹事が出席しました。
ガバナーからは最初に活動計画書がクラブのルールのもと、よく作られていると褒めていただきました。事例など交えながら又、RIからの重要メッセージもわかりやすく伝えていただきました。
今年度は例会はじめにロータリーの目的を1章から4章まで、会員4人から、それぞれ読み上げてもらっております。ガバナー、ガバナー補佐にも突然の指名にも関わらず快く応じていただきました。おかげでとても和やかな例会の開会になりました。
ガバナーからの講話にも会員がまたそれぞれ学ぶ機会を与えていただきました。今年度は会員スピーチの時にガバナーのスローガンでもあります「私のロータリーを語ろう」を取り入れております。
今回ガバナーが「経験談を語ることにより、それを聞いた人が関心を持つことや、又理解してくれる人が増えることが必要です」と話されました。ロータリーの体験を語ることにより、会員増強にもつながるよう、また助言いただいたことをクラブ運営に生かしていきたいと思います。
工藤ガバナー、岡ガバナー補佐ありがとうございました。
新会員紹介
2020年8月15日現在までにご報告いただいております、各RCの新会員をご紹介致します。
PHF・MPHF紹介
米山功労者紹介
ガバナー月信2020年9月号(PDF版)
事務局だより
- 9月 1日(火) 潟上RC
- 9月 3日(木) 湯沢RC
- 9月 4日(金) 秋田港RC
- 9月 8日(火) 能代南RC
- 9月10日(木) 男鹿RC
- 9月11日(金) 能代RC
- 9月14日(月) 大曲仙北RC
- 9月15日(火) 大曲RC
- 9月17日(木) 横手東RC
- 9月24日(木) 秋田南RC
- 9月29日(火) 男鹿北RC
- 9月30日(水) 山本RC