がんばれ!がんばれ!工藤!! フレー!フレー!工藤!!
ガバナー月信6月号
ガバナー 嶋田 康子
私のガバナー年度も、あと1ケ月を残すのみとなりました。月信も今回が最後です。今年になってからの新型コロナウイルスの問題で、多くの会議が中止になり、同期のガバナーと、我々はアロハ年度と言っていたのに、今年度のハワイの国際大会も中止です。という事で、私もですが、特に工藤エレクトの様々な研修事業に大きな影響が出ましたことは、非常に残念なことです。
ところで、6月はロータリー親睦月間です。親睦は、ロータリーにとって一番大切な事と思っています。
クラブ訪問で、皆様にお話ししましたように、ロータリアンはただの友達でない、かけがえのない仲間です。例会時だけでなく様々な親睦活動で、なお一層仲間意識を深めていただきたいと思います。親睦があって、その上に様々な奉仕があります。奉仕活動をすることで、なお親睦が深まるのです。
又、ロータリーは交流においても、地区内他クラブ、他県のクラブ・世界中のクラブとつながっているのです。是非、他クラブを訪問してのメイクをたくさんの方が実行していただき、つながりを実感していただきたいと思います。それぞれのクラブで、たくさんの親睦活動を行っています。その親睦活動に、ロータリアンでない人もお誘いして、ロータリーを親睦の面から理解していただき、入会していただくという形は、会員増強に最も有効な手段です。又、家族と一緒の家族例会も、ロータリーを家族に理解していただくために良い機会です。小さいころ、親に連れられてロータリーの会に出席した思い出があるというロータリアンがいます。とっても良い経験だったことでしょう。2代3代のロータリアンがいることは、素晴らしい事ですね。
そんな中、5月には3地区で女性会議を行いました。最大の目的は、女性会員増強でしたが、様々な話で盛り上がりました。当地区初の女性ガバナーとして、次の女性ガバナーが出ることと、女性のパワーで、それぞれのクラブが活性化することを強く望んでおります。
さて、たくさんの先輩のパストガバナーの皆様、そして、ロータリアンの皆様のお知恵とお力をお借りして、ガバナーとしてやることが出来ました。大変な重責でしたが、お陰様で楽しく有意義に過ごすことが出来ましたことを、皆様にお礼申し上げますと共に、次期工藤ガバナーにエールを送ります。
がんばれ!がんばれ!工藤!! フレー!フレー!工藤!!
今後、微力ながら当第2540地区の発展に少しでも寄与していけるように努めたいと思っております。皆様、1年間本当にありがとうございました。
RI会長からのメッセージ
マーク・ダニエル・マローニー
2019-20年度会長
2020年6月
私のロータリーにおける旅路は、40年前に25歳でジケーター・ロータリークラブ(アラバマ州)に入会したときに始まりました。それ以来、家族とともに数多くの忘れられない経験を重ねてきました。しかし、国際ロータリーの会長として世界をつなぐというこの経験にかなうものはありません。私個人のロータリーでの旅路を、ロータリーの旅路として皆さま一人ひとりと共有することができたのです。
今年妻のゲイとともに出会った素晴らしいロータリアン、ローターアクター、そしてその他ロータリーファミリーの人びとは、今後一生、私たちのインスピレーションでありつづけます。ウルグアイからウクライナ、そしてナイジェリアからニュージーランド、さらにその他の国や地域でも、多くのクラブやプロジェクトを訪れてきました。東奔西走し、地球を2回も1周し、北半球と南半球を行ったり来たりという体験をする機会に恵まれました。どの国にも、どの場所にも、独自のロータリーマジックがありました。3月にジンバブエを訪問した際、インドのロータリアンとともに医療職業訓練に参加しました。治療を求めて訪れた何千人もの人びとに健康、希望、そして命を与えるプロジェクトでした。また、ジンバブエ首都のハラレで開催されたロータリー青少年シンポジウムでは、300人を超える青少年の熱気に触れることができました。とても刺激的な体験となりました。
本年度、ロータリーは新たな行動計画を発表しました。どのクラブもこれを実行してくれていることと思います。家族に働きかけ、あらゆる年齢層にリーダーシップを発揮する機会を授け、国際連合との連携75周年を祝い、そして何よりも、ロータリーを成長させること。そういった本年度の優先事項に取りくむ皆さまの活動に、私は力をもらいました。
新型コロナウイルスが世界中に広がる中、世界は一変しました。以前には思いも寄らなかったような形でつながらざるを得なくなり、私たちの適応力が試されています。クラブ会合や地区大会、会長主催平和会議、そして断腸の思いで2020年ロータリー国際大会(ホノルル開催)の中止という苦渋の決断を下してきました。会合やイベント、何年も前から準備してきた企画が中止になったにもかかわらず、私たちは一致団結して公益と公共の福祉を最優先させてきました。
ホノルル開催のロータリー国際大会を楽しみにしていた頃、アロハの精神を学びました。ハワイのロータリーの友が、「アロハ」とは互いに敬意と愛情を持つことだと教えてくれました。見返りは何も求めずに、人を思いやり、大切にする精神です。アロハの精神は世界中どこの国や地域でも通用します。ロータリアン、ローターアクター、ロータリーファミリーの一員として私たちはつながっており、アロハの定義のように、人と人とのつながりの基本は、共通点を喜ぶだけでなく、相違点に互いに敬意を払うことにもあります。地域社会は、互いに気にかけあい、大切にしあい、分かちあい、責任を持ちあう個人の集合体なのです。
新型コロナウイルスのパンデミックという危機に直面してロータリーのコミュニティが人類のために行動を起こした姿にも、アロハの精神がみてとれます。私たちはまさに世界を変える行動人なのです。ロータリーのコミュニティは常に、そして特にこのパンデミックに際して、アロハの精神を発揮してきました。この精神は分かちあうべき贈り物であり、私たちは一人ひとりがこのロータリーの贈り物を授けられています。ロータリーファミリーの皆さま一人ひとりに、私はゲイとともに感銘を受け、インスピレーションを授けられ、そして畏敬の念を抱いてきました。
本ロータリー年度の終盤には、世界が変わるような体験をしました。互いの生活をよりよくするための新しい方法、一緒に先に進むための新しい方法を見つけ出しました。そして、地元の地域社会、世界中の地域社会へのロータリーの贈り物を増やしていくために、私たちはともにロータリーを今後も成長させていきます。
ロータリーが世界をつないでいく中で、皆さまと過ごしたこの1年、ともに分かちあったこの旅路を、ゲイと私は決して忘れることはありません。
女性会議開催される
今年度、第2540地区において初めての女性ガバナーが誕生し、今回初めて女性会議が開催されました。
コロナウィルスの影響を受け女性会議も中止・延期をいたしましたが、この5月に皆様のご理解を得て開催することが出来ました。
会議においては、美味しい食事をしながら、女性の立場から女性の会員増強についてだけでなく、皆様から幅広いご意見を頂くことができました。
今回の開催目的は、
1、県内のロータリークラブの女性会員数6%で少なく、8%に上昇させたいと考えます。
2,今後開催されるRLIのDLを是非女性からも出したい。
※RLI(Rotary leadership Institute ロータリーリーダーシップ研究会)
DL (Discussion Leader ディスカッションリーダー)
〇 どの会議も美味しい食事で、楽しく和やかに終了できました。
〇 女性と男性がいることで、ロータリークラブは、良い方向にすすんでいます。
〇 女性だけのクラブというのは、良くない。
〇 ロータリーは、今後新しい感覚で進めるべきだと考えます。
北 区
5月16日(土) 出席者 7名
能代キャッスルホテル平安閣
11:00~13:30
〇 会員増強よりも、会員の退会問題が大きいと思われる。
〇 会員となる女性がなかなかいない。
〇 参加人数は少なかったが、かなり様々な活発な意見がでました。
南 区
5月17日(日) 出席者 9名
大曲プラザたつみ
12:00~14:30
〇 皆様から様々な意見がだされました。
また今後、地域として是非女性だけで集まろうという意見がありました。
中 区
5月24日(日) 17名
秋田ビューホテル
12:00~14:30
〇 DL募集が始まったら是非参加したい。
〇 自分のクラブの出席だけでなく、今月は〇〇クラブに女性が一緒にメイクするなど、これを機会に様々な交流をしていこうという意見が出されました。
MPHF・米山功労者紹介
新会員のご紹介 ようこそロータリーへ
ガバナー月信 2020年6月号 PDF版
ガバナーコーナー
私の猫のコレクション
一年間、私の猫のコレクションをご覧頂きありがとうございました。
最終回は、会社の応接室にある長年収集してきました猫のコレクションをご覧頂きます。
私の本棚
十二国記」シリーズ全15冊 小野不由美
1991年に最初のシリーズ本が出てから28年目の昨年11月に18年ぶりと言われた4冊の本が出たシリーズです。当初、子供向けのファンタジーとして出された本ですが、私は年末に、最初の4冊を購入し、そして元旦に残りの11冊を買い込んで、年末年始、どこにもいかず、この本をむさぼり読みました。そして、3月現在、3回目となる丁寧読み(私は、本を読むのが早い‥あらすじだけを追っている)をして、この不思議な12国の表を作成したりして没頭しています。
この十二国は、古代中国風の異世界を舞台とし、徹底的に作りこまれています。この異世界には、神仙や妖魔が存在し、最高位の神獣である麒麟(オスが麒、雌が麟)が天意に従って王を選び王と共にそれぞれの国を統治します。王が天意に背いた政治を行うと麒麟が病にかかり王と共に命を落とすという事で、王の子が次の王位に就くことはないのです。
十二国世界と、私たちの世界は本来交わらないのですが、まれに「蝕」と呼ばれる大規模な嵐によってつながってしまう事があります。その人たちは海客(日本から)山客(中国から)と呼ばれ、そんな海客が王や麒麟となることもあります。そんな十二国では、生きとし生けるもの動物も植物もすべて木になる(木から生まれる)のです。
子供の欲しい夫婦は、神に願い神木にリボンを結び、その夫婦が、子育てをきちんとできると天が認めれば、実が出来、十月十日後に熟し夫婦がもぎ取り育てます。子供を育てる夫婦は、きちんと子育てができると天に認められた夫婦なので他から信頼されるのです。そのような世界では、虐待など起きないのかなと思ってしまいます。
又、王様は、老若男女の区別なく、又職業にもかかわりなく選ばれるので、10歳の王様、宿屋の亭主,日本の高校生、そして武将もおり、非常にバラエティーに富んでいます。王がいないと国は天災なども多くなり荒れ、妖魔が出て民は苦しい生活を強いられます。豊かな国は同じ王様が何百年(王は、在位している限り年をとらないし、亡くならない)も統治している国もあり、短い期間で滅びる国もあります。
我こそは王となり国をしっかり治めると思っていても民が言う事を聞かず、過酷な法を作って滅びる国もあれば、国の統治の仕方がわからず葛藤する王様の話など、民主主義の我が国にとっても考えさせられる話が多いです。
地域や役職など、中国の昔の名前で出てくるので、非常に難しい漢字が使われており、フリガナがふっていない所は読めなかったり、少々つらい部分もありますが、久しぶりにこんなに面白い・考えさせられる小説を読んだというのが感想です。
是非、お暇のある方は読んでください。
今月の野鳥
ヤマセミ(山翡翠)
体長38cm。日本のカワセミ類のなかでいちばん大きい。黒と白の鹿の子斑があり、頭の冠羽が特徴です。
北海道から種子島までの山間の渓流付近にすみ、魚が大好きで、ヤマメ、イワナ、ハヤなど清流の魚を食します。
切立った土の崖に、横穴を掘って巣をつくります。