ロータリーレート2021年4月のレート

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工藤 智教ガバナー メッセージ vol.10

ロータリーの中核的価値観の再確認

ロータリーは設立以来116年目を迎えました。ロータリーは社会環境と共に変化してきましたが、一貫して変わらない事柄があります。それはロータリーの中核的価値観です。その価値観に、「親睦」「高潔性」「多様性」「奉仕」「リーダーシップ」が挙げてあります(※1)。 この五項目の価値観は、ロータリー運動の行動規範であり、ロータリアンが意識しなければならない哲学です。例会プログラムに中核的価値観を組み込み企画しますと、輝きがあって、魅力ある例会が生まれるに違いありません。仕事多忙の会員には例会が待ち遠しい安らぎの時間を与えるでしょう。退会防止の効果にもなります。

価値観の五つの順番は自分の考え方で決めていいのです。私は「高潔性」を始めに持ってきて、それぞれの意味を考えました。
「高潔性」とは、人や物の生命を大事にする自分自身の品格、人々の尊厳は平等であると認識できる自分になること。我欲や名声のためではない、皆のためになる自分であること。他から信頼を受ける基本です。

「奉仕」とは、人は生まれながらにして、誰かに何かしてあげたいとの気持ちを持っている存在だと思います。仏教の自利利他は紙の裏表の関係で、誰かに何かをしてあげることが実は自分のためにしているのです。この気づきが奉仕から学べるのです。

「多様性」とは、観念を固定化しない。自由な発想と行動力です。社会は寸時も留まらないで変化しています。前年のプログラムを継承するにしても、全く同じでは感動がありません。何かしらの変化が入りますと新鮮な風が入ります。ロータリーの発想は、事業にも役立つに違いありません。

「リーダーシップ」とは、人それぞれが持つ統率力、世事の解釈は皆違いますが、違っているから進歩があります。自身の培った人生観を発揮する場となります。

「親睦」とは ロータリアン同士の繋がりを密にし、信頼関係と友好を確認する機会です。例会は最も大事な親睦の機会と言えます。規律ある例会の中にも笑顔があり、情報交換がありますと有意義な時間を共有できます。

価値観の考え方は無限です。五項目について、考えてください。あるいは例会での討論のテーマにしてはいかがでしょうか。討論によって深めてください。深めた内容は会員増強体験例会の折に、招待したお客様に向けて「私のロータリーを語ろう」として紹介するのも善いと思います。                                         

※1 『手続要覧』の2、 「ロータリーの戦略計画・ビジョン声明」

RI会長のメッセージ

2020-2021年度 RI会長 ホルガー・クナーク

2021年4月

今年の「アースデイ(地球の日)」(4月22日)は、新たな使命感を持って迎えることになります。「環境」がロータリーの重点分野に加わったのです。どんなに大きな課題でも、解決策は私たちの手の中にあります。私たち一人ひとりがただ行動を変えるだけで、大きな変化を起こせるのです。プラスチックの使用を控えて、電気の使い方を考えるというのはほんの一例です。そして今、ロータリーとしてさらに環境問題に貢献できる機会が生まれました。

ロータリーにとって、環境問題の取り組みは今日に始まったことではありません。長年さまざまなクラブが地域のニーズに合わせてこの問題に取り組んできました。気候変動は富める者も貧しい者も一様に、私たちみんなにかかわってくる問題です。これまで以上に密接な連携をとってこの問題に取り組んでいかなくてはなりません。今回は、ブラジル在住のベネズエラ人でロータリー財団専門家グループのメンバーのアルベルト・パロンボさんが考えをシェアしてくださいました。

「私は30年来、地域社会と政策当局と連携して環境問題に取り組んできました。環境破壊を軽減して地域社会の環境を持続可能なものにするためにロータリーが立ち上がってくれたと思うと、期待に胸が震えます。

ロータリークラブ、ローターアクトクラブ、インターアクトクラブ、ロータリー地域社会共同隊が活動しているあらゆる地域社会が環境問題に直面しています。ロータリー会員として、環境の持続可能性を守り、国連の2030アジェンダ(持続可能な開発目標)を日常生活でもクラブの活動でも実践していきましょう。それから、ロータリーのプロジェクトにも組み込んでいきましょう。

私のクラブは以前から水と環境のプロジェクトにかかわってきました。ロータリアンに力を与え、Inter-American Water Resources Network(米州水資源ネットワーク)や世界水会議などの団体と協力して域内外でパートナーシップを育てる機会を求めています。地元のクラブと水と衛生のロータリー行動グループ(wasrag.org)の尽力で、2018年にブラジリアで開かれた世界水フォーラムにロータリーも参加できました。ここでは2015年にブラジルのリオドセで起こった鉱山ダム決壊などによる環境破壊からの復興が話し合われました。

地球を守るという仕事には、決して終わりがありません。変化を起こすためには、知識や能力、熱意を持ち寄らなくてはなりません。それはまさにロータリーが得意とするところです。環境持続性のロータリー行動グループ(esrag.org)の一員として、環境問題に取り組むための活動が、水と衛生やその他の重点分野ですでにロータリーが行っている活動と見事に嚙み合っているのを私は目の当たりにしてきました。ただ見ているだけではなく、行動を起こすのがロータリー会員です。一緒に力を合わせてポジティブな変化を起こしていきましょう。

奉仕活動のこの新たな発展がどのような形をとるかを決定づけるのは、ロータリー財団による支援です。地区・グローバル補助金プロジェクトを通じて、これまで実施してきた環境を守るプロジェクトを土台に活動を発展させていきます。今まで以上に密な連携を測り、地球規模の環境問題により大きな影響をもたらす方法を模索していきます。また、ロータリーが手がけるありとあらゆるプログラム、プロジェクト、イベントで、環境問題に取り組んでいきます。

ローターアクターや青少年プログラムの参加者は、ロータリーがこの問題について姿勢をはっきりと打ち出し、ビジョンのあるリーダーとして世界を牽引することを求めています。若者たちが引き継ぐことになるこの問題の賢明な解決策を、彼らとともに模索していきましょう。会員とネットワーク、そして財団という素晴らしい財産を有するロータリーには、長期的に大きな貢献をする力があります。私たちみんなの家である地球を守るために、ロータリーは奉仕活動を拡大する機会の扉をどうすれば開けるか、一緒に考えていきましょう。

ガバナー公式訪問レポート #28 花輪RC 10/6

花輪ロータリークラブ
日時:2020年10月6日
会場:ホテル茅筎荘
会長:竹田 孝雄 / 幹事:小田嶋 伸一

令和2年10月6日に工藤ガバナー、佐々木ガバナー補佐の公式訪問をいただいた。例会に先立ち、工藤ガバナーから花輪RCの状況及び運営についてコメントと、アドバイスをインタビュー形式でいただいた。

初めに、ご挨拶があり、その中で、各クラブの力をつけることが、クラブのロータリー活動を活性化し、ひいては地域に役立つクラブになる。地区はその応援をすると言っていただいた。

つづいて、花輪RCの方針について質問があり、年度方針を説明した。特に、会員増強については、25名の目標と、今年すでに2名の増加が実現したこと、さらに、会員から推薦したい方の提案アンケートを取っていると説明した。また、会費低減案を検討中であると話した。大館南RCでは会員の実情に応じた3段階の会費制があることを教えていただいた。

次に、CLPについて検討過程にあることを話した。私の考えとしては、今の組織を大きく変えないで、CLPの目的に合致した、組織運営を模索しており、今後、会員と相談したいと話した。奉仕活動について、植樹や環境改善のEM菌についての活動を話した。ガバナーからは、特にEM菌について、いい活動とのコメントをいただいた。

また、ロータリーセントラルの活用に関し、マイロータリーの登録が花輪RCは非常に高いとほめていただいた。コロナ禍での活動について、オンラインでの例会についても評価をいただいた。引き続き、例会を行って、ガバナーの講話をいただいたが、内容はクラブ週報に記載したので、そちらを参照ください。

ガバナー公式訪問レポート #29 十和田秋田RC 10/8

十和田秋田ロータリークラブ
日時:10月8日
会場:ホテル鹿角
会長:猪狩 博美 幹事:奈良 克英

工藤智教ガバナー、佐々木孝憲ガバナー補佐のお二人が、10月8日(木)ホテル鹿角にガバナー公式訪問としてご来鹿頂きました。

午前11時からガバナー・ガバナー補佐・会長そして幹事の4名で面談を行いました。会員増強について、会員が知人・友人に職業分類による勧誘等を話し合い、ロータリーの事業を理解して頂いたうえで入会して頂くことが最善というお話がありました。

ロータリー財団については、ロータリー財団地区補助金を利用して比内養護学校かづの分校において、新型コロナウィルス感染拡大防止・ノロウィルス食中毒の予防ともなる「手洗い教室」の実施計画を説明致しました。1時間の面談でありましたが、大変有意義なお言葉を頂き勉強になりました。

12時30分から通常例会を開催し、ホルガー・クナークRI会長のビデオメッセージ拝見後に、工藤ガバナーによる訪問スピーチをして頂きました。「十和田秋田RCは、会員同士の連携を大事にして新しい奉仕に挑戦する、ロータリーへの関心を高めようとする姿勢がある」とのご意見を頂き閉会致しました。

地区大会まで1カ月と迫った中で大変ご多忙なところ貴重なお時間を頂き有難うございました。

ガバナー公式訪問レポート #30 秋田西 10/13

秋田西ロータリークラブ
日時:2020年10月13日
会場:パーティーギャラリーイヤタカ
会長:渋谷 絵里  幹事:小野ルミ子

工藤智教ガバナーのご訪問にあたり小野幹事と色々様々、打合せをしてお迎えしたつもりでおりましたが 、 工藤ガバナーのお話しのリズムとお人柄に小野幹事も私も準備していた以上のお話しをさせて頂く事ができました。
まだまだ 未熟者の私達にもロータリーについてとても解りやすくお話し頂き、益々ロータリアンとして秋田西ロータリークラブを盛り上げて行こうという気持ちになれました。

地区の補助金を頂いて行いました秋田西ロータリー野球教室についても熱心に耳を傾けてくださり私達がロータリーを通じて子供達そしてプロの指導者の方(元プロ野球選手)との出会いで感動した事もお話しする事ができました。

秋田西ロータリークラブは、少人数ではありますが、これからことアットホームな雰囲気を大事にしてロータリアンとしての意識も高め頑張ってまいりたいと思っております。

ご訪問、ありがとうございました。

中区インターシティーミーティング(IM)報告

岡本 啓一 (秋田RC)

2021年2月27日
中区(秋田分区)ガバナー補佐
岡本 啓一

2020‐21年度中区IMが2月13日(土)15:00から17:00過ぎまで秋田市秋田キャッスルホテルで開催されました。工藤智教ガバナーはじめ地区役員の皆様、中区のロータリアン、計55名のご参加を頂きました。

コロナ禍の感染拡大防止のために、社会活動が大きく制約されています。ロータリーも同様で、例会すら休止せざるを得ない、開催しても席と席の距離をとり、学校形式の配席でしのいでいるクラブも多い。IMは開催できなくともやむを得ないというご連絡をガバナー事務所から頂いたこともあり、開催の可否について、本荘・由利分区本間ガバナー補佐、ホストクラブ秋田RC田村会長と三者で開催案内発送間際まで悩み、協議の結果、秋田市内の施設であれば、ソーシャルディスタンスを取りながら講演会を開催することは可能ということで一致いたしました。

当初、ZOOM配信で北分区、南分区と共催の形でできないだろうかという各ガバナー補佐のご希望ございましたが、費用面その他の事情で、実現できなかったことを大変残念に思っております。

テーマの設定、講師につきまして工藤ガバナーよりできれば地区方針に合致した内容を入れたいというご指導を頂いておりました。一つは地区が再開を熱望している青少年交換プログラムに不可欠の危機管理の認識を会員に理解してもらう事を目的に地区危機管理委員会宮下正弘委員長にご講話頂きました。

二つ目はRIのポリオ根絶が35年以上続いています。2020年常在国が2か国になったと聞いておりますが、これほどの時間と資力を投じて根絶出来ない状況と理由をロータリアンに知っていただきたい。加えて今、先進国も含めて直面している新型コロナとどう戦うのかという題材で、WHOの予防接種担当医務官として20年以上ポリオ根絶計画をはじめとした途上国でのワクチンによる感染症対策に携わられ、現在、秋田赤十字病院健診部副部長兼予防接種センター長でいらっしゃる遠田耕平先生に、この2つのテーマについて講演頂きました。

特にコロナワクチンの接種はコロナ感染の大流行の中にいる人類に与えられた流行を止める最善の方法という事を分かってほしい。日本は、信頼できる医療スタッフが待機する中で、早い時期にワクチンを接種できるという恵まれた立場にあります。多くの人がワクチンを接種して国内の感染を止め、途上国のワクチン接種を進めたいと話されました。一人一人のロータリアンができることから始めようと励ましをいただいたと感じました。

ご講演賜わりましたお二方はじめ、ご参加いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

2020学年度ロータリー米山記念奨学生終了式・歓送会開催報告

阿部 大助(秋田中央RC)

地区ロータリー米山記念奨学委員長 阿部 大助

3月7日(日)16:00よりパーティギャラリーイヤタカにおいて、2020学年度ロータリー米山記念奨学生の終了式並びに歓送会を開催しました。新型コロナウイルス感染対策のため、卒業する奨学生3名、カウンセラーや奨学会理事の地葉パストガバナー、米山記念奨学委員の合計10名での開催でした。

ロータリー米山記念奨学会より、飲食を伴うプログラムは実施しないように指示があり、卒業する奨学生に終了証を渡し、カウンセラーに感謝状を贈呈するのみのプログラムとなってしまいました。参加者より簡単なスピーチをしてもらい、1時間ほどで終了しました。

例年は、世話クラブの会長はじめメンバーの皆様、大学関係者、地区役員、学友会メンバーにもご参加いただき、盛大に奨学生の門出を祝っておりましたが、それがかなわず残念でした。

奨学期間中も、十分なコミュニケーションがとれず、歯痒い思いをしておりましたが、3名とも複数回、世話クラブ以外の例会に訪問し卓話を披露してくれました。

卒業される奨学生は、広島での就職、実家のあるタイに帰国、秋田に残り大学院に進学、とそれぞれ進路は異なりますが、ロータリーで学んだ経験を活かし、思う存分活躍してもらいたいと思います。それぞれの地域の学友会にも参加してくれるそうです。

ロータリアンへのメッセージ

グェン ニョ ホアン君

グェン ニョ ホアン君

皆さん、お疲れ様でした。ベトナム人のグエン ニョ ホアンです。二年間お世話になって心から感謝いたします。卓話また地区大会で秋田県の大館市と横手市に案内していただき嬉しかったです。そして、皆さんと話しながら食事をして様々なことを教えていただいて勉強になりました。ロータリーのことを親達にも伝えました。国際交流できる団体に参加して良かったと言われました。父は秋田に興味をもって旅行したいと言われました。そして、「秋田のロータリアンをベトナムのダナン市に誘ってください」と言われました。チャンスがあれば是非行ってください。これから、私は広島で仕事して、広島の友達にも秋田のことを紹介します。皆さんが隣にいなくなって寂しいですが、皆さんから教わったことを忘れずに頑張ります。

将来、ベトナムでロータリーを創立して皆さんとお会いできるように頑張ります。いつまでもお元気で活躍されることをお祈りいたします。


ブ ティソアン

ブ ティソアンさん

米山奨学生になって2年間になりました。秋田中央ロータリークラブやロータリーアンの皆さんに感謝いたします。2年間は人生の中に短いが私にとってすごく貴重な時間です。親がそばにいない私にとってロータリーアンの皆さんはお父さん、お母さんみたいに経済的だけではなく精神的にも助けてもらいました。カウンセラー雑賀さん、阿部さんが同行に卓話クラブに行って「困ることがあればいつでも言ってください」と言ってくれたのですごく安心しました。4年生になってずっと一日は研究をしているのでアルバイトや遊びとかをする時間が全くありません。ロータリーアンの皆さんのかげで大変な4年生を乗り越えました。4月から秋田大学院に進学するのでまだまだ秋田に残ります。秋田にいる間、ぜひロータリーの活動に参加させてください。もっとロータリーアンや他の留学生と交流したい。将来、帰国しても勉強した知識を活かして日本とベトナムに貢献したいと思います。


ガンガノッグジラシン,パンヤポン君

ガンガノッグジラシン パンヤポン君

この1年間、秋田のロータリアンの皆様には、本当にお世話になりました。特に昨年2020年に新型コロナウイルス感染症の流行という原因で日常生活が変わりました。例えば、オンライン授業、県外移動中止などで、誰でも大変な時期に会ったと思っています。

私自身は去年の10月頃にニュースを見て、その内容が大学生たちの中に途中で退学したそうでした。原因はお金の問題もあり、友達や家族に会わないと言うより会えなくたり、うつ病になってしまったなどです。幸い、秋田には感染者が多くないため、クラブの例会に参加できました。例会のおかけで私は人と直接に会え、うつ病になるリスクもなくなり、様々な知識も学べました。何より、例会に参加するごとに四つのテストを復習する事や皆のために色々な方法があり、自分に相応しい方法(力、イデア、金)が見つかったら、すれば良いというロータリーの理念が非常に感動しました。私はしばらく帰国しても米山記念奨学生の中に学んだ経験を自分の生活や社会に繋げるようにします。今までありがとうございました。

私のロータリーを語ろう 【秋田北RC 渡邊 光 会員】

桜の咲く季節が近づき、各地で卒業式や入学式など、出会いと別れのセレモニーが開催される時期となりました。新型コロナウィルスの影響で、今までとは形を変えたものもあり、そういった中でも、適応しながらたくましく生き抜く子どもたちや学生の皆さんの成長は、胸を熱くさせるものがあります。2020-2021年度の地区役員の皆様もコロナ禍での運営は、相当なご苦労があることと存じます。工藤ガバナーの元、変化しながらも奉仕活動を継続される姿勢に心より敬意を表します。

さて、僭越ながら私のロータリーをお伝えいたします。
私は今から27年前の38歳のとき、どなたからかちょっと記憶にないのですが勧誘されました。当時、秋田北ロータリークラブを退会していた伯父に相談したところ、「メンバー・雰囲気もいいので、北ロータリーがいいのでは。」と進められて加入した経緯があります。入会した年で今でも覚えているのが、当時のガバナーが北ロータリークラブの土方眼科の土方先生で、ガバナーを輩出している当クラブが当番となり、その年9月に秋田で地区大会が開催されたことです。当時確か同期で5名入会したのですが、今思えば、地区大会ということもあっておそらく若手会員を増強したのではと思います。当時は90名近い会員がおりました。それから20数年、会員として年月だけが過ぎ、2017-18年度秋田北ロータリークラブ会長の打診がありました。引き受けるか悩みましたが、気づけば在籍年数も長くなり、順番を考えるとそろそろ私の番だというのも理解でき、流れに身を任せるような気持ちで引き受けた経緯があります。

会長を務めさせていただいたことは、大きな経験となりました。地区のためにどのような奉仕が必要なのか?未来を背負う人材への奉仕は十分か?といったことから、会員が今後も手を取り合って奉仕活動を進めるためにすべきことなど、じっくり考えることが非常に多かったです。必要な奉仕は不変のものと新たに生まれてくるものがあり、ロータリアンとしての視野が広がったように感じます。様々な分野に所属している各会員が意見を持ち寄り、個人ではできない奉仕活動もクラブでならできることがあります。少しずつでも会員を増やしながら継続していくことの大切さが身に染みた時期でした。

そして、2019-2020年度は当クラブからガバナーを輩出させて頂きました。秋田北ロータリークラブが地区大会のホストクラブであったため、嶋田ガバナーの元、私は地区幹事を務めさせていただきました。とても‟やりがいのある“仕事で、大会の準備から各方面・委員会の調整など、やることや決めることが多く難儀した思い出があります。RI会長代理石黒慶一様にご参加いただいた他、各地区の事業を紹介し懇親を深め、今後の地区指導者の育成研修などもありました。この地区大会の重要性は非常に高く、無事に成功裡に終わったことで、心が楽になりました。また、この地区大会で佐竹敬久秋田県知事や穂積志秋田市長に懇親会までご参加いただけたことは、ロータリーの活動が地域に認められているということを再認識でき、感慨深いものがありました。

私のロータリーは、これからも様々な方と交流を深めながら続いていきます。コロナ禍で大変な時期が続いていますが、このようなときこそ、「つながり」を大事に温めつつ、奉仕活動を通して地区の絆づくりの構築に携わっていければと思います。これからも末永くよろしくお願い申し上げます。

秋田北ロータリークラブ
渡邊 光

新会員紹介

大館北ロータリークラブ
藤盛 公之 会員

職業分類:情報・調査サービス
勤務先:東光コンピューター・サービス株式会社
役職:代表取締役社長
紹介者:笹谷 博久

大館南ロータリークラブ
吉川 聡 会員

職業分類:金属製品卸・小売業
勤務先:東光産業株式会社
役職:代表取締役社長
紹介者:竹村 雅行・坂本 寿克

秋田北ロータリークラブ
魚住 元 会員

職業分類:税理士
勤務先:GSParters 税理士法人
役職:代表社員
紹介者:納谷 崇

秋田北ロータリークラブ
田口 裕也 会員

職業分類:保険代理業
勤務先:有限会社 秋田保険企画
役職:専務取締役
紹介者:納谷 崇

秋田北ロータリークラブ
三浦 圭介 会員

職業分類:仕出し店
勤務先:有限会社 弁当とらや
役職:代表取締役
紹介者:小松 貴

秋田北ロータリークラブ
蝦名 哲 会員

職業分類:葬祭業
勤務先:こすも秋田
役職:取締役本部長
紹介者:小野 泰太郎

大曲ロータリークラブ
久保田 健一郎 会員

職業分類:広告デザイン
勤務先:カイラス株式会社
役職:代表取締役
紹介者:三浦 豊

PHF・MPHF・米山功労者

秋田ロータリークラブ
宮下 正弘 会員

表彰部類:
MPHF 15回目
米山功労者 2回目

1997年4月 秋田RC入会
2005〜2006 会長
2015〜2016 ガバナー
2016〜 パストガバナー

秋田ロータリークラブ
田村 泰教 会員

表彰部類:PHF

2012年1月 秋田RC入会
2020年〜2021年度 会長

秋田ロータリークラブ
鈴木 茂夫 会員

表彰部類:MPHF 6回目

1989年7月 秋田RC入会
米山功労者

大曲ロータリークラブ
塩谷 國太郎 会員

表彰部類:MPHF 8回目

1989年7月 大曲RC入会
2003年〜2004年度 会長
2011年〜2012年度 ガバナー

2020-2021年度 クラブ別 マイロータリー登録率

2020-2021年度 クラブ別 マイロータリー登録率

物故会員

二ツ井ロータリークラブ 田口 幸正 殿

1964年11月 二ツ井RC入会
1989年〜1990年度 クラブ会長
1998年〜2004年度 地区インターアクト委員長
2002年〜2003年度 北区ガバナー補佐
2004年〜2005年度 ガバナー
米山功労者・MPHF

2021年3月6日ご逝去(享年88歳)

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

ガバナー月信2021年4月号(PDF版)

事務局だより

まだ1年を振り返るには早いのですが、新型コロナウィルスに翻弄された1年であることは間違いありません。そしてもう一つ大きな問題を突きつけられた1年になるのかもしれません。それはR Iから2540地区に「成長活動報告書」の提出を求められたことです。1100人台の会員数では、合併や解散を求められるのではないかと危惧しており、会員増強の呼びかけのため今年度2度目の公式訪問と言えるクラブ訪問を行うことにしました。 今回は「体験例会の開催」をお願いするための訪問です。 ぜひ1会員1候補者を目標として一人でも多くの人にお声掛けをしていただくようお願い申し上げます。

地区副幹事 土舘 守

2020-2021年度2月度会員数出席率

ロータリーの友
ロータリー文庫