ロータリーレート2023年2月のレート

1ドル
130

表紙の写真 【絵手紙】

当地区の地区大会でRI会長代理を務めて頂いた高柳育行パストガバナーより地区関係者にご自分で書かれた絵手紙が届きました。筆のタッチが優しく、そのお人柄が表れているようです。
宮下正弘パストガバナーとは同期のガバナーで以前に秋田竿灯まつり、大曲の花火も観に来てくれていました。

RI会長メッセージ 2月

2022-23年度 RI会長
ジェニファー F. ジョーンズ

先日、ウガンダのナキバレ難民居住地に滞在しました。「居住地」という名前の通り、そこでは行動が自由で、住民たちができるだけ新しい暮らしになじめるようになっています。このことが、この難民施設を唯一無二のものにしているのです。
十数カ国の少年少女たちとサッカーをしたり、紛争地域から逃れてきた女性たちと話をする機会がありましたが、まさに、笑いと涙で紡がれた人生経験のタペストリーでした。
居住地の学校内を先生が案内してくれて、女児の教育に関する厳然たる事実を教えてくれました。ほとんどの女児は小学校を卒業できないそうです。多くは家族の食費のために子どもの花嫁として売られています。年若い生徒たちを見回していると暗澹たる思いでした。
女児と女性のエンパワメントという私たちの仕事は、公平性を創造するというだけの話ではありません。健康や教育に関わることもあります。それに、安全性の確保に関わることもあります。アプローチは違っても、常に、基本的な人権の問題なのです。
私たちには、女児と女性のエンパワメントのためにもっとできることがあります。そして、ロータリー会員とパートナーがこの目標に向けてどのように前進してきたかについて、もっと情報発信していくべきです。

ナイジェリア女性のための無利子マイクロクレジット融資から、女児に生理用衛生用品を提供するインドでのプロジェクトまで、人びとに感動を与えるロータリーの活動は枚挙にいとまがありません。ロータリーの全重点分野で何百ものプロジェクトが行われていますが、有意義な変化をもたらしていて、人の命を救う結果になることもしばしばです。
世界中の女児が日常的に直面しているニーズや不公平という問題にも、皆で力を合わせれば対処できます。同時に、ロータリー行動グループ、ロータリー財団専門家グループ、ロータリー平和フェローなどを含むロータリーのリソースや専門家の意識を高めるためにも、これらのプロジェクトの影響を監視していかなくてはなりません。
特に、女性と女児の人生に良い影響を与える取組のストーリーを発信していくことが重要です。この最後の点は、個人的に深く実感しているところです。ソーシャルメディア、地元のニュースメディア、この機関誌、そして誰かにインスピレーションを与えられるありとあらゆる機会に、ロータリーのストーリーを共有していきましょう。
また、全ロータリーの仲間たちと、地域だけでなく世界中で活動している会員たちとの交流を促すような情報を発信することも重要です。皆の成功事例を共有し、互いに学びあいましょう。そして、より多くの人びとに誇りを持って私たちのストーリーを伝えていきましょう。
今ロータリーは大躍進の時代を迎えており、世界に注目されています。女性や女児にポテンシャルを最大限に発揮してもらうために活動していけば、ポジティブで持続的な変化を生みだすために会員増強とより強力なパートナーシップへの新しい道筋を切りひらくことにつながります。この大事な取組のために、今後引きつづきご協力をお願いいたします。

RI会長メッセージ 1月

2022-23年度 RI会長
ジェニファー F. ジョーンズ

ロータリーでは最近会員にアンケートを行いましたが、その結果には、意外ではないとはいえ、リーダーたちの多くが思わず目を見張るものがありました。それは、会員満足度の最も重要な要因はクラブ体験だということです。クラブがどれだけ居心地よく感じられるか、クラブの例会がどれだけ意義のあるものか、どれだけ奉仕プロジェクトに関われていると感じるか。私は今年、この事実をロータリーの世界で目の当たりにしてきました。クラブとの絆を実感すると、会員はクラブを去ろうとは思わなくなります。そして、そういう絆は「ロータリーならではの瞬間」に築かれるものです。つまり、人と人との特別なつながりと自分たちの奉仕のインパクトを感じる瞬間のことです。イマジン・インパクト・ツアーでは、そういうロータリーの瞬間に光を当てて、会員の皆さんに自分たちのストーリーを語ることを促します。
しかし、そういう絆を作り、維持するのに大きな効果があるものがほかにもあります。それは、ロータリアンにとっても、ローターアクターにとっても、居心地のよさと配慮です。私のロータリー仲間のトッド・ジェンキンスさんが言うように、「人々はあなたの頭の中をのぞくことはできませんが、あなたの行動は見ることができます」
私たちが扱うのは人間関係です。お互いを大切にしあい、お互いに心からの気遣いを示すことができれば、一生の友達ができ、その友情の輪を広げるために何でもするようになることでしょう。

 大事なのは、どうすれば日々の暮らしの中で大切なことを見逃さず、本当に大切なことのために行動を起こせるか、なのです。その答えは、お互いのために時間を使い、積極的にお互いの話を聞き、入会時期や役職にかかわらず、すべてのロータリー会員を等しく価値のあるものとして扱うことにあります。
私やほかのロータリーの指導者たちは、皆さんのクラブ体験をより価値あるものにする方法について、いろいろなアドバイスを提供することができます。しかし何より大事なのは、全ロータリークラブの全会員が声を上げて、お互いの話を聞くことです。ロータリーでの活動から得たいものをロータリー仲間と共有し、それを実現するためのオープンな話しあいをすることを恐れるべきではありません。
ロータリークラブを率いるというのは、そのような対話を促し、新しいアプローチを積極的に試みることなのです。優れたリーダーシップとは、与えることです。ほかの人びとを支えること。ほかの人びとに勝利を味わわせること。
最後に、クラブのリーダーたちにお願いがあります。女性会員の増強に、世界中でもっと注力するべきです。今年は少し女性の会員数が増えていますが、もっといい結果が出せるはずです。ロータリーは再び成長のときを迎えています。執筆時で、会員数120万人を再び超えるのにあとほんの少しのところまで来ています。ですから、大勢の新会員をクラブに迎えいれて、一生ロータリー活動を続けてもらえるように、気を配って快適なクラブ体験になるように、これまで以上に頑張っていきましょう。 

ガバナーメッセージ1月・2月

国際ロータリー第2540地区
2022-23年度 ガバナー
高崎 恒夫

“みんなで行こう この道を”

「されど今年は跳ぶがごとくの活動を」

新年あけましておめでとうございます。国際ロータリーの地区ガバナーというバタ臭い任務についてはおりますが、中身は中国文化に影響された日本人なので、正月くらいはと干支などをググってみました。今年の干支は癸卯(みずのと・う)です。
癸は十干の最後であり生命の終わりを意味しているが、同時に次の新たな命が芽吹くことも示しています。卯は何かを始めるのに縁起がよく景気好転、株も上がってなどと書いてある記事や年頭所感もあります。しかし何事につけてもうたぐり深い私はこれらの字の源流を探ってみました。結果からいうとこれらの説は後世のこじつけであるらしいのです。
まず癸ですが、き と読み、もとは単なる十番目とか10日をあらわすのが原義です。
(1は甲 2は乙
 
以下 丙丁戊己庚辛壬癸
へい、てい、ぼ、き、こう、
しん、じん、き)
これに後世(中国の戦国時代 紀元前300年ぐらい)陰陽五行説が物事のおわりであり次の始まりの準備であるとかの解釈を付けています。
木火土金水の陰陽で十個めとなる最後がみずのえ(陽が兄=え 陰が弟=と 即ちえと の語源)となって水の連想から雨露が大地を潤し恵みの水となる年などと理屈付けています。

つぎに卯ですがこの字は元来 ぼう と読み神にささげる贄(にえ)である牛や羊の肉を二つに割いたかたちであって ころすとも読み下す字です。この子丑寅卯以下は十二支として1セットになっていますが、これは木星の公転周期が12年であるため木星の見える位置を頼りに天球を12分割し、名前をつけこれを年の名前として しの年 ちゅうの年などとしていたのが始まりとなっています。字の候補として植物の成長過程を用い、また1年を12か月に割るのにも利用しました。4番目の年あるいは4月を表し、兎の意味はもともとありません。動物をあてはめたのは秦の時代(紀元前200年ごろ)と言われています。
癸卯の年とは雨の恵みとも株価の跳ね上がりとも関わりがない、ただの40番目の年というだけなのです。
一日とは地球の自転を単位とし、1年とは地球の公転を単位として暦の概念が成り立ち、それに地軸の傾きによる四季があって区切りや循環が意識され始めたと思います。甲骨文字や金文が出土する殷(いん 紀元前14~12世紀)では天文学も盛んになっていたようで、漢字発祥の時代と重なってこうした状況が発現したわけです。
(白川静博士の「字統」を引いたことによる知的好奇心が出てしまいました)

クラブ活動紹介

分別徹底、ごみを減らそう 食品ロスをなくそう!
秋田北ミモザ衛星ロータリークラブ
2023年1月4日 会場:秋田ベイパラダイス

子どもたちに楽しみながら環境問題について学ぶイベントを開催。
24種類のゴミが書かれたカードを使って種類ごとに分けていくゲームの他、不要になったペットボトルキャップを持参すると餅つきを体験できるコーナーなどが設けられ、集まった親子はとても有意義な時間を過ごせたようです。秋田北ミモザ衛星クラブは今後も子どもたちや地域の人々に環境問題について考えられるイベントを企画していこうと考えています。

クラブ活動紹介

青少年交換留学生のローレンさんを囲んで新年例会・第懇親会!
湯沢ロータリークラブ 2023年1月26日

【一番下の集合写真説明】
写真右上から地区青少年交換プログラム委員柴田直人会員、ホストファミリー堀川俊明夫妻、ホストファミリー眞田勇樹様、ホストファミリー松田圭司会員ご夫妻前列右からカウンセラー鈴木アヒナ麻由会員、ホストファミリー眞田真理子様、ローレン・ダウナムさん、ホストファミリー眞田様お嬢様。

1月職業奉仕月間によせて

みんなで感じよう「4つのテスト」

地区職業奉仕委員長 能登谷正人

目的
職業奉仕の理念の実行に役立つ倫理指針『四つのテスト』を会員それぞれが更に考える機会を作り、職業奉仕活動の推進を図る。

地区内のクラブの例会時に職業奉仕の理念の実行に役立つ倫理指針『四つのテスト』を会員それぞれの職業・使命を感じながら御唱和をお願いしました。

THE FOUR WAY TEST
of the things we think,say or do
1) Is it TRUTH ?
2) Is it FAIR to all concerned ?
3) Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIP ?
4) Will it BENEFICIAL to concerned ?

四つのテスト
言行はこれに照らしてから
1) 真実かどうか
2) みんなに公平か
3) 好意と友情を深めるか
4) みんなのためになるかどうか

「4つのテスト」の生みの親ハーバートJ.テーラー氏

西仙北高等学校インターアクトクラブ結成

提唱ロータリークラブ 大曲ロータリークラブ

2023-24年度RI会長テーマ発表

RI会長エレクトが2023-24年度会長テーマを発表

2023年1月9日 ロータリー国際協議会

サウス・クイーンズフェリー・ロータリークラブ(スコットランド)の会員であるゴードン R.マッキナリー国際ロータリー会長エレクトは、1月9日、米国フロリダ州オーランドで開催中のロータリー国際協議会で講演し、2023-24年度会長テーマ「世界に希望を生み出そう」を発表しました。この講演でマッキナリー氏は、問題を抱える国で平和を推進し、紛争の影響を受けている人びとを助け、過去のリーダーたちが始めたイニシアチブを引き継いでいくよう会員に呼びかけました。また、世界の注目を集め、現在の期待をはるかに超える可能性を切り開いていくことを求めました。
「私たちの目標は、破壊的な紛争から世界が立ち直れるように、希望を取り戻すことです。そうすれば、私たち自身のために持続可能な変化をもたらすことが可能となります」とマッキナリー氏は述べました。

国際協議会に出発する
淡路ガバナーエレクトご夫妻

ロータリーの友2月号紹介記事

ロータリーの友2月号紹介記事

米山功労者 ロータリー財団PHF・MPHF紹介

秋田RC 辻 良之

マルチプルフェロー4回目
第1回 米山功労者

1997年7月2日入会
2022-23年度会長 

物故会員

2014-15年度地区ガバナー遠藤芳徳 
(横手RC)
2022年12月30日ご逝去(享年84歳)

1986年8月5日入会
2012-13年度会長

米山功労者メジャードナー
ロータリー財団メジャードナー

ここに哀悼の意を表し謹んでお悔やみ申しげます

ガバナー月信2023年1月号・2月号(PDF版)

ガバナー月信2023年1月号・2月号(PDF版)

お知らせ

  • 1月のロータリーレート … 1ドル=132円
  • 2月のロータリーレート … 1ドル=130円

地区行事

=1月の地区行事=
1月22日(日 23日(月) 多地区合同スキーキャンプ ホストRI第2800地区(山形) 会場 蔵王ライザワールド

=2月の地区行事=
2月18日(土) 地区研修リーダー会議 (道の駅しょうわ ブルーメッセ)
2月22日(水) 西仙北高等学IAC創立総会 並びに認証状伝達式 (グランドパレス川端)

ロータリーの友
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