ロータリーレート2021年11月のレート

1ドル
114

RI会長のメッセージ

 私が初めて奉仕の重要性を知ったのは、ささやかな行動で誰かの人生が大きく変わるのを目の当たりにした時のことでした。始まりは、近隣の農村にトイレを設置し、安全な飲み水をもたらすクラブのプロジェクトです。現地で活動する私たち会員と同じくらい、私たちのプロジェクトを信頼し、支援してくれた方々の協力により事業は大きく前進し、国全体で衛生を推進し教育機会を提供するまでに発展しました。
 ロータリー財団月間である11月の今こそ、そういった支援のありがたさに思いを巡らせてみましょう。
 世界中でロータリーが実施する数多くのプロジェクトの原動力となっているのが、国際ロータリーのロータリー財団です。ロータリー財団は、皆さまからの寄付を人々の暮らしを変えるための奉仕活動に役立てています。ポリオ根絶という目標に向かってまい進できるのも、成果をもたらす活動によって平和推進を率先して行えるのも、重点分野のプロジェクトがどのような変化をもたらすかを示せるのも、財団があればこそです。
 財団によって実現できたプロジェクトをいくつか見てみましょう。
・ グアテマラ・グアテマラ・ラ・レフォルマ・ロータリークラブ(RC)と、カナダ・アルバータ州のカルガリーRCは、8万ドルのグローバル補助金により、看護師や農村の医療従事者が子宮頸(けい)がんの予防と治療について訓練を受けられるようにグアテマラの七つの地域で講習会を企画。持続可能な病院・医師の紹介システムを導入する大規模な計画を実施しました。
・ ホンジュラスのビラ・レアル・デ・テグチガルハRCと、アメリカ・ミズーリ州のウォールド・ブルックサイドカンザスシティRCが提唱した16万9,347ドルのグローバル補助金により、ホンジュラスでは20以上の病院が医療従事者のための個人用防護服(PPE)の提供を受けました。
・ ベナン・コトヌーレノーチルRCとベルギー・トゥルネー・オート・エスコーRCは、ベナンのソウェにある児童福祉施設の子どもたちを対象に、環境に優しいパーマカルチャー(完結自給型農業開発)を実践する小規模農場で、農業研修を提供しました。次世代の農家が経済的に自立できるようにするための研修です。

私はよくマータリー財団をタージ・マハルに例えます。タージ・マハルは1人の男性が1人の女性に抱いた愛を後世に伝えるモニュメントですが、財団は私たちの全人類に対する愛情を表し続ける、命の通ったモニュメントなのです。
 今月は、そんな財団に全てのクラブが関心を寄せてほしいと思います。世界中のロータリアンをつなぎ、私たち会員の情熱を糧に人々の暮らしを変えるプロジェクトを生み出すのは財団なのですから。ぜひrotary.org/donateにアクセスしてください。最も関心を持って取り組んでいるプログラムを直接支援することができます。
 皆様のロータリーへの参加を心から感謝します。ロータリーがもっと行動し、さらに成長することができるのは皆さまのおかげです。今月、今年、そしてそれ以降も、みんなの人生を豊かにするために奉仕していく中で、この大切なレガシーを今後も守っていきましょう。

ドゥルガプルの病院でパキスタンの男の子をお見舞いするシェカール会長

私は妻のラシと共に200kmの距離を車で旅して、ドゥルガプルの病院で治療を受けているパキスタンの男の子をお見舞いしました。彼の母の言葉です。「息子はパキスタンで生まれましたが、インドで命を助けられました。ロータリーのおかげです」

ガバナーメッセージ

≪公式訪問からの報告≫
 公式訪問は、日程に従いながら実施に努めていたところでしたが、10月の訪問クラブ数が、当初予定の12クラブから倍近い21クラブに増えました。それぞれクラブの都合によるものでしたが、やはり、コロナウイルス感染のしわ寄せだなと思いながら、運転代行と体調管理には特に気にかけて臨みました。
 県内に点在する、41クラブを訪問させて頂いて、会長、幹事さんと情報交換をしながら過ごす時間は、とても初対面での話会いとは思えない、まさしくロータリアン同士の、気を許した、いい話の流れで予定の時間がオーバーすること、しばしばだったように思います。
 出席会員での例会は、コロナウイルス感染症対策で、今年度今日が初例会というところもあれば、例会は月一で夜例会というところに遭遇したことも、又、昼一、夜一というところもありました。それぞれの地域の実情に合わせて、工夫された例会に出させて頂きましたが、逞しささえ感じた元気なロータリアンの集まりでした。クラブは、4名の小人数から、98名(人数は訪問時)の大人数まで、様々でしたが「ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。・・・」というロータリーの目的を理解された、ロータリアンの集まりでした。
 私は、シェカール・メータRI会長の2021-2022年度テーマ「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」と2540地区スローガン「もっと行動 更に広めようロータリー活動」を携えて、回らせていただきました。又、事前に報告されておりました、「2020-2021年度報告書・2021-2022年度計画書」に目を通して、クラブ概要についても大まかなところを頭にいれて、臨ませていただきました。更に地区のガバナー補佐さんの事前訪問の力が、今回のスムースな訪問活動に繋がっていると実感しております。改めて、ガバナー補佐の皆さんには感謝申し上げると共に、地区内会長さんはじめ会員の皆さんの相談役となったり、ガバナー事務所とのパイプ役としてもお力をお貸しください。
 会長、会員の皆さん、ガバナー事務所の活用、ガバナー補佐の活用でクラブの計画が達成されますようご祈念致します。
 尚、これまで長い間クラブで継続されてきた、地域の伝統文化への奉仕活動、
地域環境保全奉仕活動、或いは、地域間交流活動や学童への支援活動など、たくさんの活動が報告されました。いずれこの紙面から発信していきたいと思います。楽しみにお待ちください。
 公式訪問活動は、10月28日の湯沢ロータリークラブ、湯沢南ロータリークラブ、稲川ロータリークラブの四クラブ合同公式訪問で無事終えることができました。ご協力に感謝申し上げます。

公式訪問あ・ら・か・る・と

⑥能代南RC 8月3日(火)割烹 松風庵 創立1962.(S37).6.17 会員9名(女性2名)
会長 宮越慶聡 幹事 工藤修一  G.宮原保夫 G補佐 関口正之 地区幹事岩野信雄
 
・会長・幹事→本年度は、当クラブ最後の年となります。今の自分にできることを精一杯やりましょう。
・社会奉仕事業の能代支援学校クリスマス行事にインターアクトを誘い参加する。
・新世代委員会→能代松陽高校インターアクトクラブは、令和4年3月末で活動終了となります。
(活動の記録)

能代南RC活動-1

能代南RC活動-2

能代南RC活動-3

⑦五城目RC  8月5日(木) グリーンロイヤル丸富 創立1965.(S40)5.20
会長 斉藤健悦 幹事 渡邊正志 G宮原保夫 G補佐関口正之
会長方針 会員増強にもっと行動をおこし、その基になるロータリーの認知度を向上させる活動広げます。継続事業は、小学校、中学校、高等学校の教育支援を行います。
≪本年度重点目標≫
・会員増強プラス1名と衛生クラブの検討
・インターアクトと合同の交通安全キャンペーンの実施
・学童野球親善交流大会の開催
・馬場目川上流にブナを植える会への助成
・五城目高校馬場目川クリーンアップ活動への参加
・地区補助金による教育支援事業の継続
≪国際奉仕委員会≫
・海外と関係のある方、町の英語指導助手(ALT)をゲストとして迎え、スピーチをお願い。
≪デジタル委員会≫会員のクラブへの帰属意識を高める活動とロータリーアンの裾野を広げる活動目的。(新設委員会)

➇秋田港RC 8月6日(金) ホテル大和 創立1963.(S38)9.27会員42名(女性3名)
会長 土崎俊成 幹事 三浦洋次 G.宮原保夫 G補 佐加藤俊介 地区幹事 岩野信雄

本年度クラブテーマは、「今あることに感謝『やっちゃえ!』秋田港RC」です。
多くの方々のお陰様で今が在り、ロータリーの奉仕活動に参加させて頂いていることに感謝し、思い上がりや、勘違いをしていないか、今一度、自分の足元を見なすことが大事だと思います。『やっちゃえ!』は完全にどこかのパクリですが、やると決めた事は、思いっきり前向きに大胆に行動していきます。その内容は、一つ目として、当クラブの継続している奉仕活動を行います。高校生への奨学金。優良従業員表彰、匠賞表彰。高校生就職懇話会。職場訪問。清掃を目的とした早朝例会などです。
二つ目は、ロータリー財団からの補助金を利用した活動をおこないます。
三つ目は、委員会の活動がスムースに行えるようにします。そのためには、会長の私が口を出さないことが一番だと思います。
四つ目は、高崎ガバナー年度の準備です。次年度はいよいよ高崎恒夫会員が地区ガバナーになります。準備には、会員一同必死に取り組みましょう
五つ目ですが、RIも地区も会員増強を大きな目標としています。RIは120万から130万へ、地区は1200人を目指しています。当クラブは、2人です達成できる人数です。

➈横手RC 8月18日(水)横手プラザホテル 創立1957.(S32)12.17 会員61名(女性4名)
会長 佐々木隆一 幹事 栗林徹 G.宮原保夫 G補佐 佐藤祥一 地区幹事 岩野信雄
会長就任にあたって、佐々木会長は次のように言っておられました。
・一昨年度の斎藤会長の任期中盤に始まり、昨年度の近会長が丸一年悩まされ続けた新型コロナウイル、未だ終息の気配がみえないままバトンを引き継ぐことになりました。例会が長期間休会となったり、宴席を伴うクラブ行事のほとんどが中止を余儀なくされたりと、両会長には大変なご苦労のクラブ運営だったことと拝察いたします。と、その労をねぎらっておられます。
そして、今年度もコロナ次第になるかもしれない、という不安をいだきながら、目標を立てておりました。
①ロータリークラブの社会認知度の向上 
②新しい社会貢献事業の実施
③もっと楽しく活動的なクラブにと、いう目標です。
そして、最後に
・伝統ある横手ロータリークラブの第65代会長として円木警枕、磨穿鉄硯の覚悟で臨む所存ですので、よろしくお願いいたします。
と締めくくっておられます。
*円木警枕(えんぼくけいちん)→寝る間も惜しみ努力して、一生懸命勉学に励むこと。
*磨穿鉄硯(ませんてっけん)→強い意志を持ち続けて、達成するまでかえないこと。
⑩男鹿RC 8月19日(木) ホテル諸井  創立1963.(S38)2.3
会長 原田 富男 幹事 笹渕 信子 会員数13名(女性3名)
 会長方針→当クラブは長らく会員増強・維持に苦心し続けてきた状況のなか、昨年度は新たに2名の新会員をお迎えすることができました。小さな奉仕活動でも地道に継続し、広く地域の皆様に知ってもらい、ロータリーへの理解を広めることで、新会員の加入を促す事が出来ると考えます。
・重点方針三点
1.クラブ基盤の充実と会員増強
 新会員のロータリー活動理解のために、分区内クラブとの交流行事、地区行事・セミナーへの積極的参加を促す。
2.広報活動と認知度向上を図る
 クラブの活動をHPやメディアに載せ、多くの人にロータリー活動を知ってもらい、出会い、交流へとつなげ、更に新会員へと繋げる
3.楽しい例会を目指そう
 何でも話せる、和やかな例会が新たなアイディアを生み出します。
◎B29遭難慰霊標に例年どおり参拝し、犠牲者の慰霊を行う
◎総合運動公植樹された日米友好の木「ハナミズキ」に注水し有効の意義を再確認。 
⑪横手南RC 8月24日(火) 松與会館 創立1965.(S40)6.1 会員66名(女性2名)
会長 中野慶吉 幹事下タ村正樹 G.宮原保夫 G補佐 佐藤祥一 地区幹事 岩野信雄
 会長就任にあたって、下タ村会長は次のように言っておられました。
RI会長のテーマ、2540地区のスローガンにふれられた後に、
・私たちもさらに人生を豊かにするべく積極的に行動しましょう。
 クラブのために、地域のために、世界のために。
 先輩たちの経験や知恵を大事にしながら、少しだけ新たな一歩も踏み出す気持ちで進みたいと思います。
 皆さまのご指導をいただきながら可愛がってもらえる執行部でありたい、充実した楽しい横手南ロータリークラブでありたいと思います。 と記しておられました。
・クラブ奉仕の理事さんは、
 ロータリークラブの活動は各々の職業を通じて社会奉仕することであり、クラブ奉仕はその活動の根幹をなす部門。安全を確保しながら、親睦を深め楽しく価値ある活動ができるように、各委員会と連絡を密にしながら活動していきたい。 と、おっしゃっていて、創意工夫しながら、意欲的に活動へ取り組んでいく様子が想像できます。

⑫秋田中央RC 8月27日(金) ホテルメトロポリタン秋田 創立1991.7.13
会長 白畑 保    幹事 細谷 太郎  会員数 40名(女性3名)
クラブテーマ「広げようロータリー活動、創立30周年に感謝をこめて・・・」
1.30周年の記念事業を成功させよう
 創立されてから、先輩会員の皆様によって培われた歴史のバトンを受け継ぎ、この時を迎えます。(来年4月)創立30周年に相応しい事業を成功させます。
2.会員の増強を図ろう
 女性増強委員長のもとで、年度内5名以上会員増強に取り組みます。
3.ロータリーの認知度を向上させよう
 会員全員に名刺を配布して、日常から秋田中央ロータリークラブ活動の広報に活用、「ロータリー奉仕デー」への参加呼びかけ。
4.会員が役割を認識し、会の運営につとめよう
 各委員会がどのように活動していくのか理解を深め、方針を意識しながら運営に努める。
 マイロータリーの登録率70%、風疹ゼロ運動の啓発、ポリオプラス根絶などの委員会。
5.地区数値目標に貢献しよう
  地区の数値目標を意識し会員目標を達成するなど、随時進捗状況を確認。

⑬潟上RC 9月7日(火)ブルーメッセ研修室 創立1968(S48).5.18会員36名(女性1名)
会長 佐々木松彦 幹事 一関 譲  G.宮原保夫 G補佐 関口正之 幹事 岩野信雄
会長就任挨拶
新型コロナウイル感染の今年度下半期に安心が取り戻せると期待しております。
これまで毎回、「私とロータリークラブ」というテーマでスピーチをしてきた。会員の「人となり」を知ることができる絶好の機会なので、今年度も続けたい。テーマは「私と環境保全」。
次に挑戦するのが、「風疹ゼロ」プロジェクトです。人口減少が最も進んでいる本県が、安心して子どもを産めるために積極的に風疹予防運動に取り組みたい。
翌年度以降に予定されている「大きな行事」に今から準備を進めます。
・翌年度は当クラブの創立55周年を迎えます。
・翌々年度は、2540地区の2023-2024年度のホストクラブになり、当クラブから推薦した淡路会員を支えます。
とても頼もしいかぎりです。
≪会員拡大増強・退会防止委員会≫
委員会維持活動
・クラブの他委員会と連携して、新会員にロータリーの原点やロータリーへの理解度を深めて頂く機会を、年間行事として計画し出席を促し、会員相互交流で友情を深め、有意義な時間を過ごせると感じられる魅力ある、楽しいロータリー活動を周知し会員維持に努めます。

⑭十和田秋田RC 9月9日(木)ホテル鹿角創立1966.(S41)5.7 会員29名(女性2名)
会長 奈良克英 幹事 阿部秀範 G.宮原保夫 G補佐 斉藤全平 地区幹事 岩野信雄
会長活動方針
 RI目標は、「会員をふやしてロータリー基盤を広げる」です。2540地区は、「もっと行動 更に広げようロータリー活動」。どちらの内容も、会員増強を語っております。現在の1150名から、1200名にすることが目標です。2540の人口減少、コロナによる景気不安の中、非常に困難ではありますが、私の考え方で行動します。
WHAT 何のために? 十和田秋田RC存続のため 仲間がほしいから
WHY なぜ?(ロータリーが必要なのか)いろいろな業種の会社のトップの考え方、振る舞い、を学ぶ場、自分自身が奉仕を学ぶことにより、CS,ESが向上し、結果地元に必要とされる会社をつくれるから。
HOW どのようにして(新しい会員を増やすか)
とりあえず、例会にきていただく、おもしろそうだなと思っていただくことが大事、そのためには例会を楽しく、気さくな意見交流ができる雰囲気にする。などなどの考えあります。
最後に、現状の会員が皆楽しく、「とりあえず例会にでるか」と思っていただける会が一番だと考えております。出来ることは限られておりますが、・・・・・。面白い、一考あります。

新会員紹介

横手東RC 浅倉和也
職業分類:保険代理業
勤務先:有限会社 あんしん工房
役職:代表取締役
紹介者:中川義徳

秋田南RC 加賀屋篤
職業分類:建設業
勤務先:株式会社 加賀屋組
役職:代表取締役社長
紹介者:呉宮廣哉

秋田南RC 加藤 勇
職業分類:インターネット販売
勤務先:株式会社 Next
役職:代表取締役
紹介者:石黒学

秋田南RC 板橋 愼太郎
職業分類:建設業
勤務先:株式会社 板橋組
役職:代表取締役専務
紹介者:呉宮廣哉

湯沢RC 小林 康彦
職業分類:採石・砂利採取製造販売業
勤務先:株式会社 松田
役職:総務企画部長
紹介者:平元豊

矢島RC 大井 仁史
職業分類:日本酒製造
勤務先:天寿酒造㈱
役職:常務取締役
紹介者:佐藤成孝

物故会員

本荘RC 小園邦夫
2021年8月24日逝去
享年88歳
入会:昭和48年12月1日
60年にわたり、例会場の提供をしてくださった。

花輪RC 浅利 昭
2021年7月26日逝去
享年94歳
1960年12月 入会
チャーターメンバー
1962~1963年 クラブ会長
2018年1月より名誉会員

湯沢南RC 千葉 郷道
2021年9月17日逝去
享年88歳
2004年6月30日 入会
ポール・ハリス・フェロー1回、米山準功労者

退会会員報告

花輪RC 高橋 和也

退会日:2021年9月30日
退会理由:仕事上の都合

ガバナー月信2021年11月号(PDF版)

ガバナー月信2021年11月号 PDF版

2021-22年度 9月の会員数・出席率

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