2020-2021年度緊急地区青少年交換委員長会議 報告(2020年11月20日)

青少年奉仕交換プログラム委員会 2020年11月29日

地区青少年奉仕交換プログラム委員長 / 加賀 美奈(大曲RC)

 2020年11月15日(日)13:30-16:30 AP日本橋会議場で「緊急青少年交換委員長会議」開催、参加してまいりました。

 今回の趣旨は、コロナ禍での地区委員長の語り合う場として、各地区委員長が現状と今後の活動予定について発表しました。

 内容は、RIJYEMから送られて来た資料を添付いたしますが、私からは「長期交換について、今年度、次年度とも派遣の予定はない。しかし今年度4月には次々年度の派遣募集を開始する。短期についてはWHOの渡航警戒レベルにもよりますが、入国後の2週間隔離体制が解除されるまでは実施しない。しかし昨年度派遣中止になった3名の学生がいるので、状況によっては派遣できるよう検討、準備だけはしている。その他として、コロナ禍が長引くようであれば、秋田県の国際教養大学と連携した企画を検討している」と報告いたしました。

 他地区でも次年度の派遣を中止している地区がありましたが、逆に既にオリエンテーションを開催している地区も多数ありました。

 その他に、RIJYEMの近藤氏より危機管理面から、過去のトラブル例や早期帰国した際の各地区の委員会の対応についてお話がありました。

 次にRID2520の佐藤地区委員長より、学生の心のケアについてお話がありました。RID2520地区では次年度派遣生のオリエンテーションを開始しており、派遣の目途は立たないが応募してくれた学生に対し、学校とは違う英語の授業や異文化についての指導を行い、派遣が中止になっても学生の人生の中で貴重な体験をしていただき、今後自信をもって人生を送ってもらいたい気持ちで進めているとお話がありました。その後はフリートークの時間で、各委員長が思っていることなど話し合いました。

 会議は以上の内容で終了となりました。

 感想は、コロナ禍で長期交換派遣生がおり準備をしっかり行っている地区がある。現在コロナ禍で当委地区員会はほぼ機能していない状態でもある。コロナ禍でも平時でも、どこまで熱意をもって学生と向かい合えるのか不安に思いました。しかし、意欲ある学生の発掘と育成のために委員会として学生を迎える扉を開き、準備を今しっかりやるべきで、委員長としてシステムを理解し、学生の安全第一に考え準備をしていきたいと思いました。

 

事務局より

加賀委員長の報告は11月15日に行われた活動報告となります。 その後に国際ロータリー理事会において短期及び長期の青少年交換に関する重大な決定がなされ、その内容はH PのN E W S欄に掲載しております。従いまして、報告文は原文のまま掲載させていただきました。