米山学友による第2回世界大会 潟上RC地葉 新司

ロータリー学友委員会 2019年8月5日

 

米山学友による第2回世界大会「絆 in モンゴル」に参加して

潟上ロータリークラブ 地葉 新司(2010-2011ガバナー)

 

 世界の米山学友は、21,000人を超え、学友会も日本国内の33支部と海外のモンゴル・中国・韓国・台湾・タイ・マレーシア・スリランカ等9支部、を合わせて42支部が活動しています。2017年に熊本で開催された「感謝 in 熊本」に続く、二年に一度の『米山学友による世界米山大会』がモンゴル学友会の主催により「絆 in モンゴル」のテーマで、モンゴル国の首都、ウランバートル市で7月26日(金)~29日(月)の4日間に亘って開催されましたのが、大会2日目の式典と3日目のミニナーダム体験に参加してきました。

 大会1日目は、モンゴル学友のジャンチブ氏(大会実行委員長)が創立した新モンゴル学園(日本式小中高一貫学校・高専・大学)の見学と草原ツアー、そして前夜際が行われ、大会4日目は、草原ツアーが開催されました。1日目はモンゴルへの移動で夜遅く到着し、4日目は朝早くから帰国しましたので、残念ながら私は参加出来ませんでした。

 大会2日目は、午前中にビジネスフォーラム、午後は式典が開催されました。式典には世界16ヶ国から600人を超える学友とロータリアンが参加されました。来賓として出席されたモンゴル国外務大臣D.ツォグトバートル氏からは、日本においてモンゴルからの留学生に対し奨学金を頂き、勉学・研究の支援をしていただいたことに対し、感謝を述べられていました。各国の学友会の紹介では、夫々の代表者が学友会の現況とロータリークラブと連携した奉仕活動の報告があり、グローバル補助金が地元のニーズに合わせ、有効に使用されていることが確認されました。また、学友の皆さんは各々の国でロータリアンと成り、多くの分野で指導者として活躍されている方も大勢居られるようです。そして、台湾学友会では、台湾で勉学する日本の学生に奨学金を支給する活動も行っているようです。

 グローバル補助金を使用する場合、相手国のロータリークラブとの提携が必要ですが、我が2540地区においても、相手国の現地学友会の仲立ちにより、ロータリークラブとの連携が出来、奉仕活動が実現する可能性が生まれるかもしれません。

 式典の最後は、2年後に世界大会を開催する台湾学友へのバトンタッチセレモニーも行われました。式典の後の懇親会は19時にウォッカの乾杯で開催され、23時まで4時間続きました。

 大会3日目は、ウランバートル市郊外のChingisiin Khuree ツーリストキャンプで行われたミニナーダム祭ではモンゴル相撲・民族舞踊・競馬・弓矢大会を見物し、乗馬や弓矢などを体験して、楽しいひと時を過ごしました。帰路、名産品のカシミアをショッピングしたり、レストランで火鍋料理を堪能してホテルに戻りました。

 世界の米山学友の共通言語は日本語です。そして、どの国に行っても米山学友がいれば、国境を感じさせない親しみ感があり、見えない絆があります。4日目の早朝、5時にホテルを出発し、成田空港経由でその日のうちに秋田に戻りました。強行軍でしたが、楽しくもあり、厳しくもあった4日間でした。