秋田ロータリークラブの活動案内

秋田ロータリークラブ 概要

会長

佐藤裕之

幹事

松村讓裕

創立

1952年10月28日

スポンサークラブ

東京ロータリークラブ
新潟ロータリークラブ

会員数(2019年9月5日現在)

正会員 89名  /  名誉会員 2名

会員の年齢

最年長 87歳 / 最年少 41歳 / 平均年齢 63.26歳

姉妹クラブ

台北大同扶輪社(3480地区)

友好クラブ

桃園扶輪社(3500地区)

例会会場

秋田キャッスルホテル

例会日 / 時間

水曜日 / 12時30分

事務局所在地 連絡先

〒010-0001
秋田市中通1-3-5 秋田キャッスルホテル305-A

TEL 018-836-3711  /   Fax 018-836-4040

akita-rc@sage.ocn.ne.jp

ホームページ

http://www.akita-rotary.org//

2019-2020年度会長方針

 秋田ロータリークラブ
 会長 佐 藤 裕 之

今年度は「GO EASY! 気楽に行こう!」をテーマにクラブを運営します。

当クラブは昨年、RIのクラブ標準定款の変更に合わせて、久しぶりにクラブ定款を変更しました。
近年のRIは、クラブ運営をより柔軟にし、会員の多くが関わりやすいロータリーにしようとする傾向が顕著です。また、ロータリーの本質を語ろうとするとき、とかく奉仕の理念がわかりにくいとか、敷居が高いとかいった議論に陥りがちですが、そうした心理的垣根が参加意欲の低下と出席率の低迷、会員の減少に繋がっているようです。
そこで、今年度はクラブ定款変更の趣旨を汲み、当クラブの敷居を下げて、多くの会員が参加の実感を得られるよう「気楽」なクラブを指向したいと思います。ただし、「気楽」といってもルーズなクラブ運営を許そうという趣旨ではありません。和気藹々、楽しい会にしながらも、ロータリーの本旨でありながら、多くの会員にとって、やや遠い存在になりつつある「奉仕」の実践にも、気楽に取り組もうという趣旨です。

今年度のRI会長 マーク・ダニエル・マローニー会長の掲げるテーマは
<ROTARY CONNECTSTHE WORLD>
彼のメッセージでは、
1)個々のロータリアンの活躍と連携・協力の重要性、
2)地域貢献に対する潜在的な指向のある若い人々を巻き込むことの大切さ、
3)1)2)の実現のための基盤としての出会いと繋がりの重要性が説かれています。
そして特に2)の実現のために、「ロータリーのはしごは登るのが難しいものであってはならない」とも語ります。「GO EASY!」はこの趣旨を汲んだものでもあります。

具体的には、次の点を重点項目としてまいります。

1. ローターアクトクラブの再設立 一昨年以来、県内大学生の活動団体を基盤するローターアクトクラブの設立を模索してきましたが、今年度のその実現をいたします。
2. 会員増強 新規会員純増5名を目指します。
3. 会員親睦 家族例会、移動例会、夜間例会等、バラエティーに富む内容での開催をいたします。
4. 例会運営 楽しい和やかな雰囲気と例会に出席することで活力がわくようなプログラムで出席率を向上することを目論みます。また、ICT時代にふさわしい参加しやすい合理的な例会を目指します。出席率は85%以上を目指します。
5. 奉仕プロジェクト SDGsなど新たな社会倫理が注目を浴びる時代です。職業奉仕の本質を理解する機会を増やし、実践に結び付けます。また、国際奉仕委員会及び財団委員会を核に「ザンビアプロジェクト」の支援を行います。
6. 財政 十分に活用されていない基金の機動的かつ健全な運用ルールを確立し、実践します。
7. 米山記念奨学会、ロータリー財団寄付の地区目標達成を目指します。

今ポリオ根絶は最終段階に!!

国際ロータリー2540地区パストガバナー 
秋田赤十字病院名誉院長   宮下正弘(秋田RC)                  
 
【10月24日は「世界ポリオデー」】
 10月24日は、ポリオ(小児まひ)ワクチンを発明したジョナス・ソーク博士の誕生日にちなんだ「世界ポリオデー」です。いま、ポリオとか小児麻痺と言っても、ピンとこない人が多くなっています。無理もありません。日本では1961年の生ワクチン接種開始によって、接種前の1960年5606人あった発症者が61年2436人、62年63人、64年20人と激減し、81年を最後に発生がないのです。今は予防接種としてその名を聞くだけとなっているのです。

 しかし世界ではポリオウイルスはまだまだ猛威をふるっていました。1985年の統計では全世界で125ヶ国、35万人の患者が報告されています。あれから30数年、人類は「ポリオのない世界」にもう一歩と言うところに来ています。これが達成できれば1980年に撲滅宣言が出された天然痘に次ぐ人類の偉大な成果という事になるでしょう。

【ポリオ(小児麻痺)とはどんな病気?】
 ポリオとはPoliomyelitisの略で医学用語では急性灰白髄炎、ポリオウイルスによって起こるのでポリオと呼ばれています。ポリオでは、糞便から出たウイルスが口から体内に入ることで感染します。このウイルスは好んで脊髄の前角細胞につきそこを破壊します。私達の運動は筋肉を動かすことによって成り立っていますが、その命令は大脳皮質の神経細胞から発し、神経線維を伝わって脊髄の前角に至ります。そこで前角細胞という運動神経に命令を伝え筋肉に刺激が伝わり歩いたり物をつかんだりできるわけです。その前角細胞破壊されるために麻痺が起こると言うことになります。罹患するほとんどは5才以下の小児ですので「小児麻痺」と言われるゆえんです。

 しかしポリオウイルスに感染すると皆小児麻痺を来す訳ではありません。それはごく僅かとも言えます。大まかに言えば、ポリオウイルスに感染すると、90~95%は不顕性感染(感染後無症状で経過する)で、4~8%が風邪のような症状にとどまる不全型、0.5~1%が非麻痺型(不全型に髄膜刺激症状が加わる)で、典型的な麻痺型(弛緩性麻痺を呈す)は0.1%に過ぎません。しかし麻痺を起こすと治療法がありません。ポリオ対策は一にも二にも「予防」であり、その切り札が「ワクチン」なのです。

【我が国におけるポリオの流行そして根絶】
 ポリオは夏に多い伝染病の一つで、明治以後かなり報告されており、戦前生まれの私の周りにもポリオにより足の不自由な同級生がおりました。第2次世界大戦以後は全国で年間1000人を超える患者発生を見るようになり、1958年頃から2000人を超える患者が届出されるようになっていました。1951年7月30日のさきがけ新報には「増える一途の小児マヒ 県内に早くも57名 日赤病院で治療時間統一」という見出しで、6月から急速に蔓延している、と伝えています。ちょうど私が大学に入った1960年に九州と北海道で大流行があり、届出数は前述の如く、5606人に達し、母親達の恐怖は大変なものとなったのです。呼吸麻痺に対する鉄の肺が話題になったのもこの頃です。

 そして世論の大きな波に押されて、政府はソ連とカナダからセービン博士の発明した弱毒化した生ワクチンの緊急輸入を決断、世界で最初の全国一斉投与がされました。この効果はてきめんで1960年6500人の発生が3年後の1963年には100人以下になったのは最初に述べた通りです。そして前述したように日本では1980年を最後に以降患者発生はなくなりました。日本のワクチン一斉投与方式はその後全世界に取り入れられました。

【全世界でポリオ根絶に乗り出す】
 1988年世界保健機構(WHO)はその総会で、2000年を目途に地球上からポリオを根絶する決議を採択し、WHO, 国際ロータリー(RI)、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)、国際連合児童基金(ユニセフ)による「世界ポリオ根絶推進活動」(GPEI)が結成され、後にビル&メリンダ ゲイツ財団が加わって、大きな資金援助をしています。この活動の中心は、ポリオ常在国において、ポリオ生ワクチンを決められた日に国民全員に一斉に投与する方式(全国免疫接種日)で、日本の1960年代の経験を基にしています。ポリオウイルスはヒトの細胞に付いて初めて増殖します。周辺に抗体を持つ人が増加するととりつく島がないと言うことになって、幾何級数的に減少してゆきます。最終的にゼロになるのです。

 かくて、1994年までには、南北アメリカでポリオは根絶されました。2000年に入ると、日本、オーストラリア、中国を含む西太平洋の36ヵ国も公式に根絶を宣言し、2002年、ヨーロッパでも根絶したとされました。ポリオが原因による病気が2年以上発生がなかった国は、ポリオフリーとみなされます。

 こうしてポリオ根絶国(地域)は広がり、10年前2008年のポリオ常在国はインド、パキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアの4国となりました。そして2014年3月27日、WHOからインドおよび東南アジアからポリオが撲滅された宣言が出されました。最も困難と言われたインドで、何故このようなスピードで達成出来たのでしょうか。それは、あらゆる困難を排して全国免疫接種日がなされたことに因ります。残った3国の一つ、ナイジェリアに関して最近うれしいニュースが飛び込んできました。2016年に4名の患者が出た後、2017,2018年と2年間発生がなく、この8月21日で丸3年が経過し、本年9月25日にWHOはナイジェリアを流行国リストから外し、アフリカ大陸のポリオ根絶宣言を出せるところまで来たというのです。

 このような感染症撲滅の例として天然痘がある。強い感染力と40%と言われる高い致死率をもつ天然痘ウイルスもジェンナー以来の種痘というワクチン接種で激減し、日本では1955年の発生を最後に、世界でも1977年のソマリアの青年を最後に報告されておらず、1980年5月8日世界保健機構(WHO)は「天然痘根絶宣言」を発しました。ロータリーのポリオ撲滅運動はこの天然痘根絶の経験を範としています。

【ポリオ根絶までもう少しです】
 あと残るは2国です。2018年の発生数はアフガニスタンで21例、パキスタンで12例です。RIの目指した2018年の終結のゴールが現実になってきているのです。
 私の所属する国際奉仕団体「国際ロータリー(RI)」は先述した「ポリオ根絶推進活動」の一員として活動しており、その歴史は35年に及んでいます。今や地球上からポリオをなくす最終段階に来ていますが、残る2国は戦乱などにより、全国免疫接種日が思うように設定できず、財政的にもマンパワーの上でも更なる資源投入が必要とされています。
 9月28,29日には、秋田市内ロータリークラブの会員で市民の皆さんに募金の御協力を呼び掛け、14万円を超える募金をいただきました。ポリオは遠い他国の事ではありません。手を緩めると何時復活してくるかも分らないのです。世界の関係者と手をつないで、不幸な麻痺の子供が出ないように、息長く運動してゆくつもりです。
 (現 介護老人保健施設「山盛苑」施設長)